And Protector

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『Lime Green』

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2014.10.1

#1. 中吊り広告、風に揺れて
#2. envy
#3. バタフライエフェクト
#4. 通り抜けるオレンジ
#5. エゴサーチ
#6. 3月10日

http://furtherplatonix.bandcamp.com/album/lime-green

叙情派ニュースクールや激情ハードコアと彼らを括ることはできるかもしれない。だが逆にコアな音楽ファンに対し一線を引いたストレートな日本語詞と唄心を基盤とした音楽性が魅力であり、ローカルシーンを大切にした活動スタイルが楽曲とリンクする。ギターロックバンドのように唄い、青春パンクバンドのように直球に叫ぶ。メロディックパンクのように疾走し、時にハードコアから派生したエモをも彷彿させる哀愁。整理された君達のCDラックを困らせるであろう渾身のアルバム。ジャケットデザインもVo&Baの務が自身で手掛ける。

FURTHER PLATONICS RECORDS

http://furtherplatonic.tumblr.com/

『And Protector EP』

2013.6.5

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1.その埃被った電球を
2.靴はもう脱いだ
3.憂い
4.ボトルシップ

http://furtherplatonix.bandcamp.com/album/and-protector-ep

「今に見てろよ!ローカルバンド舐めんなよ!」

インタビューお受けいただきありがとうございます、ツトムさんがAnd Protectorを始動したきっかけ、結成の経緯、自己紹介をお願いします。

どうもはじめまして、And Protectorでベースボーカルを担当していますツトムです。よろしくお願いします。

まずバンドの結成経緯ですが、僕がAP結成以前に組んでいたPeter in the Jawsというメタルコアバンドが解散してしまったので、また新しいバンドを始めようと思いメンバーを募ったのが始まりです。

結成当初のメンバーは
当時よく一緒に銭湯に行っていた下手ギターの小泉(じゃがいも)
僕とは別のバンドで活動していたが、色々あってそのバンドを脱退し暇を持て余していたドラムの中野(猫)
鳥取から静岡県三島市に乗り込んで来たややお洒落な大学生の上手ギターの谷口(マグマ谷口)
そして就職活動真っ最中だった僕(つとむプロテクター)

※()内はニックネームです

この4人でAnd Protectorはスタートさせました。たしか2011年の5月くらいかな?

ちなみに初代上手ギターのマグマ谷口は2014年の3月に鳥取へ帰省するため脱退しました。R.I.P マグマ

And Protectorという名前はよく目にし、ハードコアバンドかな?って意識してましたが、
ゴリゴリに押してくるのか!?と思いきやフワッと急に世界が広がるような展開、曲構成や語りがAnd Protectorという独自の独特な個性を発揮しているように感じましたがAnd Protectorというバンドが作りたい音楽のプロセスなどおありでしょうか?

APを始める時にこういう曲がやりたいなと考えていたのは、ハードコアのリズムに日本人特有のコード感を乗せる、歌詞は英語は話せないので日本語で。これだけです(笑)

今でもこれがテーマです!

あとAnd Protector EPに収録されている曲は結構構成が複雑で時間も長いものが多いので、最近はシンプルな曲になるように心がけています。大味で分かりやすい方が好きですね!

歌詞に関しては、自分の手が届く範囲の世界の事しか書いてません。
言葉のチョイスも出来るだけ分かりやすい言葉で。等身大っす!うっす!

凄い失礼な話かもしれませんが、僕の浅はかな知識でAnd Protectorはどんなバンドか?と聞かれたら【Envyをわかりやすくしたバンド】って言ってしまうと思います。

正直あまり嬉しくないです!笑

僕はEnvyはあまり好きではないし、影響を全く受けていないはずなのに色々な場所でEnvyの名前を出されては比較されるのがすごく嫌でした。なんか僕らのやっている事や存在を全否定されてるような感じがして!

ただEnvyの”Dreams Coming To An End,,という曲は好きです。イントロがLUNA SEAの”TONIGHT,,ぽいから(笑)

最近言われて嬉しかった例えは「bachoをもっとハードコア寄りにしたバンド」とか「日本語版Title Fight」とかですかね!笑

まぁ何でもいいんですけど。

前作のEPには自分へたくさんの音楽的な背景とスキルを感じます。
どういう風に学んできたんですか?
どんな音楽を辿っていったんですか?

僕が音楽にはまったきっかけは中学生の時に聴いたモンゴル800、175R、ASIAN KUNG-FU GENERATIONです。

なんかよく分からないけどカッコいいなーって感じで聴いてました。

そこからELLLEGARDENにハマって英語コンプレックスがなくなり(笑)、SUM41、BLINK182、WEEZERとか分かりやすい洋楽を聴いてました。

高校に入ってからは友人が「このバンドいいよ!」ってThe Used教えてくれてスクリーモ系を聴くようになりました。

AlexisonfireとかFinchとかNew starting overとかSilversteinとか。服装も影響されてピチピチスキニー、ピチピチのTシャツ、毛先はピンクという感じで黒歴史ですね…笑

そこからメタルコア、デスコア、ハードコアを平行して聴いていきました。んでポップパンク、イージーコア、90’s emo、ニュースクール、オールドスクールハードコア、日本語ラップ等を聴きまくって今が有ります。要は広く浅く聴いて来た感じです(笑)

一番どっぷりハマったのはハードコアですね!

サウンドだけではなくて、思想、ファッション、ライフスタイル、あらゆる面で影響を受けました。ハードコアシーンが一番居心地が良いです。

ツトムさんが彫っているXはストレートエッジなんでしょうか?

そうです!

右股にXXX、左すねにバッテンの描かれたプレイハンドが彫ってあります。

僕はツトムさんよりきっと遥かに知識ないです、きっと畑違い以前の話で、音楽を聴いてきた強み、厚さなどを僕は感じました、いろいろ聴いて消化して整理してストレートエッジに行き着いたんだろうな、って。

もし良ければツトムさんが、なぜストレートエッジなのかを教えていただけませんか?

僕がストレートエッジになったきっかけはINSIDEカイさんのインタビュー動画です。

自分の人生で必要じゃないものをしっかりと意思表示するという考え方に共感して僕はストレートエッジになりました。

あんまり深く考え込んでなった訳ではないです、この思想が自分の考えとしっくりきたから。ただそれだけです。

『And Protector EP』を購入して聴きまくったわけですが、
先日のライブでもセットリストラストだったボトルシップ、他の廃盤になってる曲など存じ上げれないのは申し訳ないですが、この曲が1番And Protectorの看板曲になってるんじゃないかな?(Bandcampでも視聴可能)って思いました。名曲です。

”ボトルシップ,,へ込めた想いや、創作過程やライブでのこの曲のエピソードなど教えてください。

聴きまくっていただきありがとうございます!笑

まずボトルシップの歌詞ですが、人というのは誰かに依存する事でしか自分の存在を確認する事が出来ないのではないか?誰かを愛する事だったり、中傷することだったり、誰かに認められる事だったり、慰め合う事だったり。

毎日それの繰り返しだけど、もしそれがなくなってしまった時に自分はどうなってしまうんだろう。

そんな事を考えながら歌詞を作っていきました。

あと作曲に関してですが、とりあえずEnvyっぽくないのを作ろうって感じで始めました(笑)あとサビに関してですが漠然と合唱パートを入れたいなってのがあって。

僕はお客さんと一緒にシンガロング出来るライブが好きなんです。そんな感じで作っていきました!

大体ライブの一番最後にやる事が多いんですけど、今まで後ろの方で静かにライブを観ていたお客さんも、この曲の時だけは手を挙げたり歌ってくれる姿を見る事が出来ます。Bandcampでこの曲を公開していたり、Youtubeにライブ動画がアップされている影響なのかもしれませんがそれでも嬉しいですよね。

And Protectorは様々なジャンルとのライブが多そうですが、ツトムさんがもし企画ライブをするならどんなバンドを呼んでライブをしてみたいですか?

“Choose Your Life”という企画名で自主イベントを組んでいるのですが、まぁ多ジャンルのバンドが出ていますよ!笑

今までに出演してもらった県外バンド
Scarface, The Last Place, Dead Horse Paint, Awkward, a Soulless Pain, 反好旗, Nola, militarysniperpinfall, ちくわしなちくちくわ, weave, waterweed, Before my life fails, Backdate November, Otus, For Life, Autumn Creatures(USA), Shores

上の質問で語ったように僕は音楽を幅広く浅く聴いている人間なので、そんなにジャンルに対して壁が無いんですね。

だからジャンル関係無しに自分がライブを観て素直にカッコいいなって思えるバンドしかイベントには呼んでないです。

自分の目で見たからこそ自信を持って地元のお客さんに紹介出来るバンドだけ。

このスタンスは崩したくないですね。

ツトムさんがライブハウスに求めるもの、これからのシーンでAnd Protectorというバンドをどう動かしていこうなどビジョンはありますか?

And Protectorは土日祝日を利用してやっているバンドなので、無理せずに今のペースを崩さずコンスタントに活動していければなと考えています。

大きい会場や海外などでライブもしたいですけどね!

成長し続けてればそういうチャンスに巡り合えると思うので、とりあえずは解散しないが目標です(笑)

あとライブハウスはいつでも僕ら(お客さんだったりバンドマン、箱の皆さん)の居場所であって欲しい。

つまらない思想の相違や金銭トラブル、人間関係のもつれ、そんなもののせいで音楽を嫌いにならないで欲しいし、ライブハウスを去ってしまうのは寂しいです。

発売が迫った
前作『And Protector EP』から『”Lime Green”』へ、自身が思うバンドの変化ってどんなことですか?

なんとなくですが、以前よりもバンドのグルーヴ感が増した感じはあります。

前作の”And Protector EP”をリリースしてから県外でライブをする機会が増えたのですが、まぁ色んな所で最低なライブをしてきて(笑)

それで「これじゃいかん!」となり、メンバー同士でちゃんとバンドの事をディスカッションするようになりましたね。
メンバー間の意思の疎通だったり、ライブ中に誰かトラブルが起きた時には他のメンバーがサポートするとか、そういった基本の部分が出来るようになってきたのが大きいのかな。

あと前は僕のワンマンバンドだって評価される事が多かったんですけど、最近はバンド全体で褒められる事が多くなってきたので嬉しいです。

”Lime Green”
この作品はどんな内容にしようと思っていましたか?
コンセプトはどのようなものですか?

まずこの作品を作るきっかけになったのは、ギターじゃがいもの脱退です。
今年の3月の時点で彼の口から9月くらいまでしかバンド活動を続けられないと聞いていたので、
「じゃあ、お前が抜ける前に今ある曲をレコーディングしようか!」と。

コンセプトというコンセプトはないのですが、あえて言えばシンプルですかね。
最近のバンドに多い無駄なオープニングSEとか、インスト曲とか、スキットとか。
そういうのは収録しないで楽曲オンリーの硬派スタイルで!

曲も前作に比べてシンプルになってます!

もう5分超えの曲はいいでしょ的な…(笑)

あと”Lime Green”というタイトルをつけた理由ですが、
何となく色の名前をつけたタイトルにしたいなというのが頭の中にあって。
よくAnd Protectorの歌詞は青臭い青臭いって言われるから、”なんちゃらブルー”ってのにしようかなと思っていたのですが、僕らがお世話になっている地元ハードコアバンドのEvils Of Warの年末リリース予定のアルバム名が”BLUE WATER”だったんです!

「おいおい地元の先輩とブルー被りは御法度だろ」ってなったのと、よくよく考えてみれば僕はブルーよりもライムグリーンの方が好きだぞってなったのでこのタイトルにしました。

特に意味はないタイトルですけど、そういうのが逆に良いかなみたいな(笑)

前作もそうですが、And Protectorの楽曲はツトムさんがオケあたりまで作ってメンバーで肉付けしていく感じですか?

基礎にあるのはしっかりとしたコード感がありますが。
ツトムさんが曲のインスピレーションを浮かぶときはどのような時かも是非教えてください。

基本は僕がギターで曲の全体像を作ってから、メンバーとスタジオに入って肉付けしていく感じです。
最近は肉付けよりもそぎ落とし作業の方が多いですけどね。

僕はどちらかといえば歌詞先行で曲を作るので、その歌詞の情景に合うギターのコードを探して頭の中でその曲のPVを作りながら曲作りを進めています(笑)

歌詞は日常生活の中でふとひらめいた事をiPhoneのメモ帳に打っておいて、後日見返して 手直しする感じです。

思いつくのは仕事中と車の運転中が多いかな。

”Lime Green”は公開されている#2envy、#4通り抜けるオレンジ。

僕は”通り抜けるオレンジ”がグッときました!優しくてあったかいです。ツトムさんの振り幅がAnd Protectorに新しい一面を見せてくれているんですね。

Bandcampにてリード・トラックに#2envy.#4通り抜けるオレンジを選んだ理由を教えてください!

“envy”はAnd Protectorの曲の中で一番ハードコアミュージックからの影響が強い曲で、ライブでのお客さんの盛り上がりを意識した曲でもあります。

Bandcampで聴ける事で皆に曲を覚えてもらって、ライブハウスでよりエンジョイしてもらいたいという思いからこの曲を選びました。

逆に”通り抜けるオレンジ”はAnd Protectorの曲の中で一番歌ものっぽいというか、GOING UNDER GROUND的な(笑)

正反対の曲をあげる事で
「俺たち色々出来るんだぜ?」って事を見せたかった(笑)
ていうのと、曲調ががらっと変わってもAnd Protectorの曲として成り立ってるよ、っていうのを証明したかったんです。
僕が歌えばAnd Protectorだ!みたいな感じですw

良ければ曲紹介お願いします!

#1″中吊り広告、風に揺れて”

この曲はAnd Protectorを結成して一番始めに出来た曲です!
2011年に出したDEMO CDにも収録していた曲ですね。

このDEMO CDは販売してから1年くらいで廃盤にしましたが、廃盤後もこの曲を頻繁にライブで演奏していました。
だからお客さんから再販、もしくは再録の声が多かったんです。
僕は再録嫌い派の人間なのですが、初期メンバーじゃがいもとの思い出の曲なので今回収録する事にしました。

#2″envy”

この曲の歌詞は前作を発売して、某大型CDショップの挨拶回りに行った夜に書きました。

詳しくは書きませんが、ある店舗の社員さんに酷い対応をされまして(笑)
それで「こんな事をするためにバンドを始めたわけじゃないのになー」と家に帰って寝るまでの間に色々と考えた結果、この歌詞が出来上がりました!

主に風呂場で歌詞を考えていたのですが、大体 2時間くらいお風呂に入っていたので女子力高い系でした。

#3″バタフライエフェクト”

同年代のバンドが世間に評価され様々なシーンで活躍する中、僕らはあまり評価されず主要イベントにも全然声がかからないので、
「今に見てろよ!ローカルバンド舐めんなよ!」
とふてくされながら歌詞を書き上げて出来たのがこの曲です!笑

めっちゃふてくされてます!

タイトルは特に意味は無いです。
歌詞を書いていたら何となく映画”バタフライエフェクト”がイメージに出てきたのでつけました。

#4″通り抜けるオレンジ”

最近はもう治ったのですが、ある時期から急に音楽がつまらなく感じてしまって。
自分達の ライブはまだ楽しかったのですが、大好きだったバンドのライブを見ても全然心がドキドキしなかったり、何にも衝撃を感じなくなってしまいました。
自分はどうしてしまったのか、どこで何を忘れてしまったのか。

会社帰りの車中でふとバックミラーに映る夕陽を見たら何だか込み上げて来るものがあって、そんな事を考えながらこの曲の歌詞を書きました。

エモい~

#5″エゴサーチ”

地元の仲良いハードコアバンド”To The Edge”のギタリスト、ROFUが心臓が燃えているタトゥーを腕に彫っていて、
「これはどういう意味があるの?」と聞いたら、
「人間には皆一人一人決まっただけの燃料があって、それを燃やしながら人は生きている」と答えてくれました。

それをインスピレーションに書いたのがこの曲です!あと不可思議/wonderboyの路上ライブ動画を見た時の事とかも歌詞に入ってます。

この曲はRomantic Nobita Records主催のJapanese Pop Punk Compilation 2013に収録されました。
“Lime Green”に収録されているのは再録版です!

#6″3月10日”

2013年3月10日に地元のポップパンクバンド”A Sleeping Forest”が解散しました。
この曲は彼らのために書いた曲です。エモいです。

では最後にこの作品を世に放つ現在の気持ちをお願いします!

このCDを聴いてみてちょっとでも気に入ってくれたら、是非ライブに遊びに来て欲しいです!
一緒に歌ったりステージダイブしたりエモくなったりしましょう!

僕がAnd Protector のライブを観て感じたことは、

遠い日を掴む様な、
遠い日をぶん殴ろうとするような、
遠い日に放り投げるような…、

もうわけもわからないまま、抗うだけのいつかの自分に見せたかった。

And Protectorのまえで「〜っぽい」と辿り着くものは、もはや褒め言葉ではなくて、

純朴さの中に見え隠れする哀愁、
埒が明かない日常の情景を滲ませて歌い、語り、沁みる。

周りの位置づけの中の飽和と曖昧さ、批判も評価も、暗いニュースも

切実に胸が熱くなるまえではなんの意味も持たないんじゃないかな?

タイムリーに今、And Protectorという静岡のローカルバンドが活動していて、
間違いなくなにかを変える力がある
Lime Greenという1st mini Albumを是非手にとって、聴いて欲しいです、

とりあえずはじゃがいもさんお疲れ様でした!ちらっとしか話せずでしたが、お疲れ様でした!

そしてAnd Protector 1st mini Album発売おめでとうございます!!

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