cetow  Vol.3

  
cetow インタビュー Vol.1
cetow インタビュー Vol.2
P: でも音源だけでもcetowはこれから色んな人に認められて大きくなっていくのはわかるんで、

M: ありがとうございます、始めた当初はこんな風になるとは思ってなくて

P: 思い出作りバンドって言ってましたね。

M: そうですね、思い出バンドだと思ってました。けど、彼は最初the cabsのパクリバンドしようって言ってて(笑)

P: (笑)明確でいいですね、けど二番煎じって溢れまくってますし(笑)

M: (笑)でもそれをやっていくうちにお互いがそれは嫌だってなってきて、音源を作るならそういうのは嫌だ!ってなりましたし、最初言い出した彼自身も「それもうあるから嫌だ!」ってなってバンドに対して良くなるように前向きに考えるようになりましたね。

今後も急成長していきたいなぁ。

P: 次の音源ヤバそうですよ。期待してますよ?

M: いやー、越えていきますよ。

P: 大衆にウケるんじゃなくて向けて放っていくんだろうなって思います。

M: 僕らも色んな人に聴いてもらいたい。自分が良いというものを出していきたいですね。

P: ギターロックからの影響とかはありますか?

M: ありますよ、heとか好きでしたし、あどWRONG SCALEとか、
特にheのギターとかはしょっちゅうコピーしていたよね。

広島帰ったときよくワタとスタジオ入ってたんだけど、ちょっとコピーしてって、バンドとか関係なしに楽しくやろうって感じで、
もともとhe とかのイントロに衝撃をうけて、やっぱり僕らもイントロに力を入れてってのもありますし、なんというか、アウトローに力を入れてってのがあります。

最初だけカッコ良くて最後カッコ悪い音楽ってのはやりたくない。

一貫性のある最後まで聴きたくなる音楽をやりたいですね、今回作ったのは後半に力を入れてるというか、

W: 後半に盛り上がり勝ち

M: 逆パターンもあるんですけど(笑)最初全力で最後盛り下がってこう!って曲が3曲目のfaultって曲です。本当そういう発想から作りました。

今までの僕たちっぽくなくていい、極端に曲も短くていい、みたいな感覚で作ったらあんなんが出来ました(笑)

僕今音楽機器がなくて、iPodもPCも壊れていて、車の中で聴いてるんですけど、

W: 彼が買ってきたFugaji最高でしたね。大学2年のとき来たんですよ、それで知ったんですけど、その頃Jazzやってて、もともとJazz辞めたかったんですけど、一気に辞めたくなりましたね。

M: ワタは音楽の幅が謎なんですよ。

音楽を通じて仲良くなったんですけど、僕は普通にBUMP OF CHICKENが好きだった高校生、普通の手順を通ってきたんですけど、

僕テレキャス使いだしたのが大学四年生の時で、機材に関しても無頓着で、あるもの使うって感じで

W: いつまでたっても壊れたチューナー使うしな。

M:チューナーも壊れてチューナーなしでスタジオ入ってて

W: チューナー買え!って怒りましたね。

M: わかった買う!って借りてきました(笑)エフェクターのこととかあんまりよく分かりませんね、音楽探してましたね。

彼とか通ってる音楽のルーツとかよく分からなくて、僕グリーンデイとか好きだったんですよ、僕広島に引っ越してきたんですけど、彼が音楽好きだって聞いて、彼のところにトコトコ行って「音楽好きらしいじゃん?グリーンデイかっこよくない?」って聞いたんです、その時は話合わしてくれて、あとあとになって「全然好きじゃない!!」言われまして、ショック受けましたね。

中学の頃はミッシェルとか好きだったんだっけ?高校になってインストが好きになりましたね。

W: 初期が好きですね、キャンディーハウスが入ったアルバムとか。

あまり最近のしゃがれ声好きじゃないです、完全喉やられてます。初期の声が好きですね。

P: エルレとか好きですか?

M: 大っ好きですね。今使ってるセトナーのプリアンプはエルレが好きすぎて買いました。

あとRADWIMPSが好きでした。高校のときはそんな感じだったね。

2曲目のLivingって曲はRADWIMPSの遠恋って曲のハーモニクスから考えついたんですよ。

ハーモニクスだけでリフを作るってのよくあるんでけどリフの中にハーモニクスが入ってくるのあんまないなって思って、それをやってみたいなって思ってLivingを作りましたね、何気無い生活感とか普段気にしてないことをよく考えたら、なんていうんだろう…、考えなきゃいけないことはたくさんあるけれど、そんな生活の中に当たり前にあるものをそういうイメージで作った曲ですね。

テーマを作って曲を作るのが僕のポリシーなんで。

P:曲名がテーマを提示しているんですか?イメージの方向性というか、

W: 曲ができるまでテーマを教えてくれないんですよ。曲が出来たときにタイトル何する?って、その時に教えてくれます。イメージがあるって、

M:曲を作るときはある程度の妄想なんです(笑)

M: 曲名と曲をリンクさしたくて、なんかインストバンドって詩がないじゃないですか、
だから自由に取っていただきたいというか、やっぱ詩がもつ固定概念ってのはありますけど..、

なんていうのかな、固定概念から曲を聴くのがすごい嫌で、
インストバンドって悲しい時にこの曲を聴くとか、
キレてるときにコレを聴くとか、
なにも考えたくないときにこの曲を聴くってう自分の中の道具というもんで使っていただきたいな、と。

1個のツールとして音楽がある。

その人にとっての勝手にとっていただきたいというか、選び方で曲があるようにしたいです。なので分かりやすい曲名をつけたくなくて、あくまでそういう意味を込めて抽象的な曲名をつけてますね。

migrantってのも渡り鳥って意味ですけど、視野、色んな世界を見てる視野ってまで曲名に込めたくなくて、ここから先はあなたの自由にって感じで。曲名をつけるときはそういう感覚ですね。僕たちがインストバンドでよかったのは海外に向けて発信できる。

W: 言語がないから海外に向けて発信できる。

P: 反応ありました?

M: ちょこちょこありましたね。Tide/EditっていうFriend of Mine Recordsの海外のバンドとかけっこう気にかけてくれていて

W: すごい気に入ってくれたみたいで、すごくタイミング良かったね、Tide/Editかっこいいね、ってみんなでCD聴いて話してた時に反応が来たという。

M: Friend of Mine Recordsのバンド好きでloqtoの企画で出張出店ではじめてお会いして、Totorroとか本当好きで、

a picture of herとかも好きで、あれなんですよ、cetowではじめてスタジオ入ったときは a picture of herのコピーをしたんですよ。いきなし、彼もメンバーのこと知らないんで、1人で大阪来たんで、いきなり曲を作るのもようわからんし、とりあえずバンドの雰囲気だけでもってことでa picture of herのowesomeしたんです。

P: 僕June Miller好きっす。

M:あとGulfer好きだなータッピングとか面白いんですよ。

P: 全然関係ないけどserph好きです。

W: あー、打ち込みの!

M: エレクトロとかも僕ら好きなんですよ。日本のエレクトロとか大学のときよく聴いてましたね。

彼の影響ですけど。

W: 彼は機械音楽を馬鹿にしてるところあるんですけどね。

M: (笑)本当彼とは音楽を共有し合ってる仲なんで、大学時代とかいかにカッコいいバンド見つけたほうが勝ちというか(笑)これ知ってる?みたいな

W: 辛い時期だった…。

M: どっちが、いかにカッコいい音楽を知ってるか、だからそういう部分で音楽性は信頼出来てます(笑)

こいつが好きそうなのはコレだな!とか!

W: エラそうに言ってくるんですよ。

M: 好きだろ!

W: 好きなんですよ(笑)

確かに…、カッコいい!って。

P: (笑)
Circle Art
  
1st e.p「normal temperature」取り扱い店
残響ショップ
FLAKE RECORDS、
further platonic
サンレインレコード
ディスクユニオン
初の対面インタビューということで、ドラムである、そして同郷のワタさんと2人、僕と3人で大阪の梅田の居酒屋にピットイン。
良いコンビだと僕は思いましたよ、常にマイペースなマッキーさんと、そばの傍、言葉数は少なくともきちんと舵をとってくれるワタさん。
共同企画などで記事の公開まで時間がかかったことに先ず謝罪を。
そしてその企画にギリギリ出演決定してくれたcetowありがとうございます。インタビューのラストはひたすら音楽情報交換しまくりだったので、あそこで締め括らせていただきました。個人的には好きなラインが似てると思いました。
cetowは言うなればクリーン系の美メロ系インストバンドだけど、
どんな場面に添える音なのか、どんな気分のとき流す音なのか、歌がないから自由に奏でるメロディーからのアンサンブル、世界観。
インストバンドだと公言してるけど個人的には失礼かもしれないけどエモバンドだと思ってます(笑)
インストバンドの界隈でメロディーが唄うバンドは多々いるけどcetowはどのインストバンドよりもエモーショナル、熱を添えた画はグッとしかこない。
なかなか活動しづらそうですが、見れるチャンスがあるなら、是非。
自分はすぐにでもまたライブを見たい。
あの日migrantから始まり、ラストのcircle artまで素晴らしいとしか言いようがなかった。
言われた言葉に止まって考えるときはあれやこれと器用にできないけど。
いいものはいい、ただそれだけで、
こういったインタビューを残せたこと嬉しく思うし、成り行きかもしれないけど受けてくれた坂本さんありがとうございます。
いつか何年か先にcetowという音楽を知ったとき、引き出しのようにこのインタビューを読んでいただければ幸いだな。また音楽話で居酒屋で呑みたいです。坂本さんに借りたAs Meias鬼リピートしてます。
(初の対面インタビュー写真撮るの忘れたのも申し訳ない。)
広告

cetow Vol.2

  
第3部 cetow インタビュー Vol.1 ページ
”Normal Temperature,,(Full Album)
 

M: うちのギターがけっこうメロディアスでコンセプトというか歌でできることはしないっていう。

本当ギターでしかできないことをしたいなぁと。

僕はメロディー感がある音楽好きなんでそういう音楽を作っていきたいなぁと。

P: インストバンドってクリーンなイメージがあります。
けどまえライブで足元見てたらエフェクターけっこう使ってますね。

M: そうですね(笑)

その時の気分です。

なんか今は自分が良いなって思ったものは極力取り入れていきたいんですが、僕足元とか全然なくて、本当に使ってる機材は歪み一個とディレイだけなんですよ。

人力感で解決できることはしたいです。

ギターのリフで解決できることは極力そうします。

そこがブレちゃうと変化することに、ただただ意味がなくなってしまう気がするんで。

W: そう言われて納得しました(笑

M: メンバーはどうかはわかんないけど、僕はゆとり世代で平和に生きてきた人で、そんな困窮のない生活を送ってきたんですけどね。仮に歌うってなったら「何か変えたい」って気持ちで歌いたいのもあります。でも僕はそんなパンクな人生もおくってないし、歌ってまで「何かを変えたい」ってところにまで至れない。それに僕が伝えたいことは他の誰かが伝えてくれてるだろうし。それなら僕らが歌で伝えなくても他に感銘を受けたものを詰め込んで伝えたいって思ったんです。
ロックを聴いてきて、僕は詩よりむしろイントロのかっこよさとかに衝撃を受けてきたんですよ。インストでもいいなって思い出したきかっかけだったりするのかな?
インストバンドを掲げてる以上使命感があると僕は思います。誰しも最初はロックを聴き出したきっかけって、ドラムのビートがカッコイイとかギターの歪みがカッコイイとか、きっかけってそういう単純なところからだと思うんです。
詩がすごいからって理由でロックを聴く人っていると思いますけど少数派だとは思います。
詩がすごいって理由ならロックじゃなくても詩人を好きになるのが手っ取り早いと思うんで。
インストバンドの使命感はロックを聴いたギターの歪みとかドラムのビートのかっこよさ。
そういったロックを聴いて誰しもが味わった初期衝動に加えてそれに連動した第二の衝動、感動を作っていくことだと僕は思ってます。そういったことを伝えれるなら伝えていきたい。
だから展開とかは凝っていきたいし、ちゃんと納得するまで作り上げないとライブではしたくはないし。
そういったことが背景に僕らってあんまり曲ができないんですよ。セトリだって変わらないし(笑)
半年くらい同じセトリだよね。
だけど誤解に繋がらないように前置きしますが決して歌モノを否定してるわけじゃありません。あくまで僕個人の意見です(笑)
力をくれる詩を持ったバンドは僕は知ってるし、歌モノは僕やベースの池山も好きなので!

W: レコ発でセトリ変えたよね。

P.ドキドキするんじゃないですか?(笑)

W:  もうね、本当嫌でしたね(笑)レコーディングまで全然できなくて。

P. 曲作ってからレコーディングではなくレコーディング日を決めてから曲作るんですか?

W: 本当そうですね。
レコーディング日を決めて頑張るというか。

M: 曲の完成度って時間かな?って思っていて、考えなきゃいけないなら考えるし、弾きたくなかったら弾かないし色んな音楽聴くし、自分の中である程度の期限は決めて活動していかないと、僕B型のマイペースなんで(笑)

それがバンドに繋がるのかなーと。

それなりに期限決めてやってます(笑)

ここで新しい物販増やそうとか、再来月までにはコレをしようとか、そういった感じでメンバーに共有出来てます。

自分の考えてることをちゃんと話して…
自分のバンドの強いところって、そういった共有力もあると思ってます。

W:  みんな喋りたいことは口に出してますもんね。

M: こういうことしたいってのは積極的にメンバー同士が言うような環境にはしてます。

W: バンマスの彼がね、ちょっと1本引いた感じで、ワンマンじゃないんですよ。そういうバンドはライブ観てたらわかりますし、それが良いとか悪いとかじゃなく絶対的なカリスマがいるってのは良いことだし、けど我々はメンバー同じ目線でステージにも立っているし。

M: そうやって個人個人共有していって、ある程度の核が出来てきて、引き出すネタも各自ポンポン出てきて、それに対する意見もポンポン出てきて、一人で考えこむより、メンバー4人で考えたほうが視野が広がる。

今日とかはじめてメンバーに聴かせたリフも僕が想像してたのとは全然違ったアレンジで、こっちのが全然良いじゃんってなって。

でもやっぱり皆が納得して作るならそれがいいかな、それが近いかな。でも納得いかない展開だと全部やり直します。

納得いくまで公に出さないというか、だから一曲の楽曲の中にギターリフいっぱいあるんですよ。

コレもあるコレもあるコレもあるってけっこう詰まってますし考えてきた分色んなネタが出来るようになってるし、成長したのかなー、と

P: cetowの楽曲は不思議と飽きないんですよね。

M: 一回作っちゃった曲ってすぐ飽きちゃうんですよ(笑)

僕はけっこう飽き性で、
すぐ突拍子に違うことしたがるんですけど、それを止めてくれるメンバーがいますし、この音源を聴いたらcetowだ!ってわかるんだけど、一見違うように聴こえるかもしれませんね。

W: そうですね、ツービートの曲したいですね。

M: (笑)とか、色々やってみたいな、なんでもありでやっていきたいってのは自分の中ではありまして、「インストはこうだ」って決めちゃうと次の音源も似たり寄ったりになっちゃうんで、客観的に聴いても面白くないなーと。

やっぱり色んなことやっていきたいな。

P: もしかしたらライブ数が少ないからこそ曲に注ぎこめる質が違うのかもしれないですね。
ライブ向けとかいう意識よりも曲そのものに重点を当ててるというか

W: そうですね。

M: 僕らあんまりライブに向けた練習とかしてなくて、スタジオの時間で曲作りの時間5時間くらい取るんです。

P: そうなんですね。最近なに聴いてます?

W: なんでも聴くようにはしているんですけど、僕は最近ポストクラシカルとか聴いてるかな。
オーラルブルーアージェストとか北欧系の人がいるんですけど…

P: あっじゃあアンビエントあたりも?

W: アンビエント好きですよ!ドラマーなんで機械音のドラムのサウンドとかサンプルにしようって、人がやる音も好きですけど。

P: 打ち込み系の音とか好きなんですか?

W: 好きですよ!バンドの音も好きですよ。

P: 面白いですね(笑)やっぱシガーロスとかも好きですか?

W: 好きですねー、新譜良かったです。

僕はあんまりミネラルとかエモとか通ってないんで、彼はエモがものすごく好きで通ってますけど、すぐポストロックとか行ったし。

P: あぁ、でもポストロックとエモは近いですもんね。僕もどちらかというとポストロックのほうが好きです。
あの1月のスタジオライブのときcetowって掛け声する場面ありませんでした?

W: ウチはどっちかというとライブは気合い系なんで(笑)

P: (笑)けっこうガチガチでくるんかなー?って思ったんですけど、

W: いや全然、ウチはミスOK、声出してこう!のライブなんで(笑)みんなミスしまくりでしたよ、でも声出して気合入れてこうって(笑)

P: インストバンドなのに声出していこう(笑)でもインストバンドのライブって演奏だけに集中してる感じで流れて流れて終わりって感じが多い気がします。

W: 多くの人に全然音源のイメージと違ったと言われます。

M: うちはなんか野生的ですね。

P: けっこう想像とは違って体育会系なライブでした(笑)
W: ミスを気にするくらいなら声出してこう!みたいな(笑)方針になってます。

M: もともと綺麗なだけで終わりたくないというか、けっこう色んなインストいますけど、綺麗なだけじゃなくて、ライブはライブって割り切りたいし。

けど今って音楽が携帯できる時代で、ライブハウスに行かなくてもいい時代じゃないですか。

昔からそうですけど、電車の中でも音楽は聴けるし、せっかくライブに来てるお客さんにはライブにしかないものを見せたいし。本能的に真正面からぶつかろうと思うし、叫びたかったら叫ぶし、そんなスタンスでやっていくのが自分たちらしいかな?と。

自分たちはどのバンドよりストレートかな?と思ってます。

なんかやっぱり、歌がないんで、やりたいようにできるから、歌があれば歌を立たせないとダメとかあるし、僕らは1人の主役がいないんで好きなように出来る。

ドラムの彼だってかなり野生的ですし(笑)

P: スタジオなんで狭くて申し訳なかった気持ちもあります。

W: いやいや、楽しかったです(笑)

M:楽しかったよね!今度はどういうふうにやるかわからないけど、今やりたいことをするってのが僕たちらしいね。

P: スタジオライブって僕の中で熱量が一番共有しやすい場所だとおもってるんですよね。照明もPAもいない、バンドとお客さんしかいない。
ステージとかだったらわずかな段差でも温度差が出るというか。

W: たしかにそうかもしれませんね。

M: 温度差出るかもね。僕たちもスタジオライブしたのがあれで2回目で、全然誘われなくて(笑)

W: (笑)僕は怖かったですね。でもやってみて全然ありだなって、楽しかったですね。熱量が確かに共有出来る。

M: 僕スタジオのテイクを出してるバンド好きですし、なんかアメリカンフットボールもそうですよね。Never Meantとか一番はじめの部分とか。

あそこだけかもしれないけど、好きですね。

P: あっちの音源よく聴くんですか?僕はどっちかというと洋楽ばっかなんで、

M: 最近ちょくちょく聴くようになりました。僕はSS(stiffslak)が近くにあるんで、

P: saidの磯田くんに教えてもらったんですが、Climb The Mindむっちゃ良いですよね。

M: 良いですよね!

P: 個人的にcetowはClimb The Mindと宇都宮のsaidと対バンしてるブッキング観たいです(笑)

M: Climb The Mind好きですねー、ベースの池山くんとか家でベレー帽しか弾いてないですから(笑)

P: 次スタジオライブするならsaid とcetowとか呼べたらいいなって笑 
USエモあたりにも通じるメンツでとか妄想してます。

M: USエモ良いですよね。

自分の中の音楽ルーツが高校のときとかにエモとか聴いていて。

その当初なにが良いんだかわからなかったんですけど、大学になってからSusquatchとか好きで、歌がもう斬新なギターロックって感じで、歌が「パニャ語」って言って、本人達はパニャ語って公言してるんですけど、なんか思いついた母音をひたらすら歌うという

P:(笑)

M: なんならもう言っちゃいますがcetowって名前はSusquatchの曲名から来てるんですけど、

Susquatchって日本のシーンだったら否定的な人が多いと思うんですが、パニャ語ってなんだよ、けどあんだけ斬新なことを貫き通してるの日本にあんまいないなぁって、

Susquatchって僕らとは全然違うんですよ、ギターの音とかもマニアックなん出してて怪しくて聞きにくい音なんですけど、タッピングとか面白くて、なんでも挑戦するようなバンドで。

そこから僕もなんでもやりてぇな!っていうのがあって、そんな精神が自分の中であってほしいなってことで、Susquatchの曲名から引用しようと思いまして、「ceto」その名前でバンド始めようって、

僕と彼がバンドしたいって、

それで彼も広島で僕も広島で、ここで始めようと言ったので、そこが広島だったんで、共鳴するものがありまして、広島の瀬戸内の瀬戸とSusquatchの「ceto」って曲名を繋げてセトーにしました。

それで「ceto」って曲を作り、そこでメンバー募集を始め同期で行くというか、でも彼だけが環境が違うところでやるというので、まぁ、せっかく始めるってなったんだからケジメつけてやってくれよ!ってことでワタダのwを足して「cetow」って出しました。

ワタダが生きてなかったらcetowではなかったかもしれないですね(笑)

cetow vol.1

  


cetow official HP

cetow bandcamp

cetow 『1st demo』
1.cycle art
2.S.O.I
  
『normal temperture』

1. migrant

2. living

3. fault

4. liberty and the pursuit of happiness


https://youtu.be/AMwdGheiEiE
puFF。(以下P:)ずっとテレキャスターだったんですか?

Gt.坂本(以下M:)いっときジャズマス使ってたかな?

うちはもうテレキャス、テレキャスと決めていて。ギターの音色に対してもう聴いていただいてわかると思んですが。

僕ともう一人のギター森本が出してる音がおんなじような音で大体の人には伝わってると思んですが。

P:チューニングとかは?

M: チューニングは曲によっては変則チューニングを使ったりすることもあります。

このまえ出した「normal temperature」の ”liberty and the pursuit of happiness,,とかは僕だけ変則チューニングつけて、あと音階とか変えたりもします。

どっちが何弾いてるかわからない音を作りたくて、同じようなアンプも使ってますし、同じようなギターも使っていて。

音色もほぼ一緒でどっちが何弾いてるかわからないサラウンド感を作っていきたいなーと。

だからテレキャスターとテレキャスター、だからこのまま変わって行かないかなーと。多分。

普通のバンドマンからしたら理にかなってないし、音色ってのは2人変えていくべきだけど、でもなんかそういうのが面白いかなーって思ってます。

P: 楽曲制作について、どんな風に作っていってるんですか?
フレーズから広げていくんですか?

Dr.綿田(以下W:)
基本的にメインのリフから全員でスタジオ入って展開とかを考えていくのが多いですね、

あとはセッションとか…

M: でも狙ってコレ!ってのはないですね。

W: 本当セッションで作っていくってのが大前提で。

P: もうその場の閃きで?

W: 閃きとか、宿題で持ち帰ったり、でも大体スタジオで進行していく感じですね。

P: 僕そういう話たまに聞きますが、いつも思うんですが、何年後か先に同じように曲を演奏すると曲とか変わっていくんですかね?
成長するというか…、

M.: 今僕たち2枚CD出してるんですけど、1stは僕たちが結成して2か月くらい、はじめてのライブから1ヶ月後に出したんです。

その時とかは僕が全部作ってきてたんですけど。

やっぱりツインギターの絡みとか推していきたい部分とかもあって、そこからはもう個人個人が自由にセッションで、個人から出てきたフレーズとかは基本的に僕は口を出さないようにしてます。

全部まかせたりしてますし。

特にギターとかはもう一人のギターの森本に全部丸投げしたりして、「俺こういうリフ作ってきたよ」とか、イメージとかは伝えますけど。

やっぱりそういうのが、自分が持ってない発想とか、とくに2曲目の livingという曲に関してはあのリフと途中の展開しか作ってきてない。

それ以外はドラムのワタとかベースのユキヤマがセッションで作ってきて「あっ、これいいじゃん」とか、あんま自分で考えすぎないようには意識してますね。

P: メンバーの皆さんとのお付き合いは長いんですか?

M: 僕とDr.のワタとは中学からの同級生で、もともと広島出身でして。

W: 彼が京都の大学に進んで、僕も広島で大学だったんですけど、終わって、そこから専門で大阪行くってなって。彼は一郎してたんで。

楽器触りだしたのが中学からで「一緒にバンドやりたいね」って話していて大阪来た時に、そういう感じで。

P: 他の二人とは?

M: 大学の部活の同期で、その頃とかインストバンドのイも知らなくて京都なのに、って感じでした。

最初とか全然フィーリングも合わなかったんだけど、色んな音楽聴いてもらったり、一緒にスタジオ入る回数が増えていったりしていって、

W: そこから引き出しが増えていって、

M: そこから僕は今回の作品に対してはメンバーに口出ししてないってのがありますね。
展開についてはこだわってるんですけど、リフに関しては特に口出ししてません。

P:「渡り鳥の視野」をイメージとおっしゃってましたね。イメージから曲を作るとかあるんですか?

M: いちおう自分の中で自分がリフを作る上でイメージはあります。

それなりにリフが出来上がっていってテーマやイメージが出てきて、それをもとに作っていくんですけど、あのmigrantという曲は渡り鳥の視野をイメージしていて人間って物理的に世界を回ったりしていて、なんかこう、見ているものは鳥のほうが多いなーと、そういった世界を回るようなイメージで作りました。

P: 歌モノだったら構成ってある程度一緒だけどこの曲とか構成も面白いなーと思いました。

M: いちおうサビのメロディーがあって、最初のサビだと急な2本のギターの絡みがあってからあのサビがある、2回目のサビだとサビなのにむっちゃ静か、最後に超絶音圧を上げて弾くサビっていうのをイメージしまして。

P: migrantを聴くと色んなジャンルからインストバンドというものに興味を持たれそうだなって思います。
けっこう入り口になりそうな…

M: そうですね、僕らもそういう部分を目指していたりしてます。アンダーグラウンドでも認めてもらいたいし、オーバーグラウンドにも上がっていく、そういう風に聴きやすくってのがモットーにしてますね。migrantとかあの中では一番キャッチーかな、

W: うん。

P: マスロックの話したじゃないですか、あのI.japanっていうマスロックのオムニバスの。
あのとき自分らはそこまでマスロックではないって言ってましたね。
僕はあのアルバムからcetowを知ったっていう。

W: 良かったね、入れてもらえて(笑)

P: cetowはインストゥルーメンタル?って形式で認識よろしいですか?

M: そうですね。

W: あんまり意識してないですね。自分たちがやりたい音楽をしようって。だから誰も妥協しないんで、すごく曲が出来るのが遅いですね…、プロデューサーがいないんでね。我々は出来るときはポンて出来るんですが、migrantとかは半年くらいかかったよ。

M: かかったかなー、3カ月くらいから半年とか。

P: 京都のライブハウスでよく出演してるのは?

M: ガタカとか、グローリーですね。

P: 京都って面白いですよね。大阪とかと全然タイプ違いますよね。
ディスるとかではなく、素直にアンダーグラウンドに行きがちなバンドが多いんかなー?と。

M: んー、京都のバンドはそういうバンド多いですね。関西はシビアなイメージがありますね。

広島とかは内輪がすごいというか、みんなハッピーとか。関西とかはお客さんとかの反応がアレだし、やっぱ大学生でお客さんとして来たときは違和感ありましたね。

だけど京都のバンド好きなんで、自分の中で京都で活動してるってのが嬉しいです。

Pインストバンドのシーンについて

M: 大阪のCloud Nine(9)とか、自分たちの世代ってほとんど解散していったんですよね。先輩だとSowとかLOW-PASSとか…
自分達と考えてることが同じって人らはなかなかいなくて、

P: 例えば、いつか自分たちで企画をするってなったらインストバンドばかり集めたいですか?

M: んー、どうだろう?

W: んー…、どうでしょうね。

P: 色んなジャンルのイベントに出演してるらしいですね。

M: そうですね、ジャンルにとらわれないというか、なんかけっこう自分たちの持ち味って、ハードコアでも入ってくるし、ポップスでも入ってくるし、どんなイベントでも入っていけるし。
そういう音楽だと思ってます。

なんで、企画呼ぶってなったら今自分たちが好きなバンド呼びますね!

P: ライブってどのくらいの頻度で出来てるんですか?

W: 彼が仕事決まるまでは1ヶ月に2.3本出来たんですけど、今は月に1本出来るか出来ないかですね。

P: 一年足らずでこのクオリティーの作品てすごいですよね。
もう何年くらい頭の中で練ってたんだろう?って。

W: 練ってたのは練ってたね。

M: 僕はもともと大学行って就職して…、言ってしまえばcetowって大学の思い出作りバンドみたいな感覚で活動していたんですけど。

はじめてガタカのライブハウス出演したときにノンさんに「続けていったほうがいいよ」って言ってもらえて、なんか自分の中で続けていったほうがいいのかな?って、

そこから真剣にバンドと向き合って、自分たちがどうあるべきか?とか考えだして。

W: 名刺代わりの1st DEMO、6時間で録ったんですよ。
配る程度に考えてたんですけど、思ったより反響を頂いて、「やるべきなのかなぁ?」って。

M: それから僕が仕事始まってからはバンドのスタジオの効率とか密度とか、長い目で見て目標を立てれるようになりましたし、それぞれ使命感を持ってバンドを演ってるという感覚があります。

今とかちゃんと演っていかないとなー、って。

W: 今日のスタジオはちゃんと出来たね(笑)

P: なんか早い時間帯にスタジオ入るタイプらしいですね(笑)

M: 深夜練、大嫌いなんですよ(笑)

彼が深夜練、本当大嫌いな方で、

W:「夜は寝ようぜ!」って感じなんで(笑)

M: 僕が仕事が名古屋なんで、名古屋から仕事終わったら京都に車で来るってのもあるんですが、

もうあと2、3年、名古屋かな。

でも、やっぱりバンドをやりたいって気持ちがあると距離なんか関係ないかな?って、今だって名古屋に居ますけど活動出来てますし、お金はかかりますけど、最優先することを考えたり、定期的にスタジオに入るってことはしてますね。

P: 初ライブの時には今までの曲…何曲くらい演っていたんですか?

M: 初ライブのときは4曲くらいで、あの音源からだったら最後のliberty and the pursuit of happinessとか…、アレが一番初めに出来た曲だったんですよ。1st DEMOのときはなんで入れてなかったんだろう?


W: まぁ、完全には出来てなかったから。


M: 曲ははじめからあったわけではなく、その場その場で作っていった感じです。


P.: もう新曲作ってるんでしたっけ?

W: そうですね、今作ってます。

P: 今回も難産ですか?

W: いや、今日で4割は出来たよね。

P: レコ発が終わり、ツアーとかは考えてますか?

M: いやー、仕事が仕事なんで、今現在サポートを1人控えてもらってって考えてますね。
それでツアーまで繋がったらやるかもしれませんし、まぁ、活動範囲を拡大、拡張していくってのが今のバンドの方針ですね。今の活動のネックはスケジュールですね…、

P: 名古屋は関西からだとまだ行きやすいイメージがあります。東京だったら「わぁ…」ってなりますけど(苦笑)

M: そうですね、東京もこれからどんどん行かないと。やっぱりインストバンドだと名古屋、東京で活動しないと。界隈…、まぁそんなに界隈に染まるつもりはないけど、インストバンドとして知名度上げていくには東京、名古屋でライブしていかないと。名古屋は呼んでくれたりする人あまりいないし、ブッキングも仕事の都合で待たせたり。今は東京で呼んでくれる人いるんですけど。