cetow Vol.2

  
第3部 cetow インタビュー Vol.1 ページ
”Normal Temperature,,(Full Album)
 

M: うちのギターがけっこうメロディアスでコンセプトというか歌でできることはしないっていう。

本当ギターでしかできないことをしたいなぁと。

僕はメロディー感がある音楽好きなんでそういう音楽を作っていきたいなぁと。

P: インストバンドってクリーンなイメージがあります。
けどまえライブで足元見てたらエフェクターけっこう使ってますね。

M: そうですね(笑)

その時の気分です。

なんか今は自分が良いなって思ったものは極力取り入れていきたいんですが、僕足元とか全然なくて、本当に使ってる機材は歪み一個とディレイだけなんですよ。

人力感で解決できることはしたいです。

ギターのリフで解決できることは極力そうします。

そこがブレちゃうと変化することに、ただただ意味がなくなってしまう気がするんで。

W: そう言われて納得しました(笑

M: メンバーはどうかはわかんないけど、僕はゆとり世代で平和に生きてきた人で、そんな困窮のない生活を送ってきたんですけどね。仮に歌うってなったら「何か変えたい」って気持ちで歌いたいのもあります。でも僕はそんなパンクな人生もおくってないし、歌ってまで「何かを変えたい」ってところにまで至れない。それに僕が伝えたいことは他の誰かが伝えてくれてるだろうし。それなら僕らが歌で伝えなくても他に感銘を受けたものを詰め込んで伝えたいって思ったんです。
ロックを聴いてきて、僕は詩よりむしろイントロのかっこよさとかに衝撃を受けてきたんですよ。インストでもいいなって思い出したきかっかけだったりするのかな?
インストバンドを掲げてる以上使命感があると僕は思います。誰しも最初はロックを聴き出したきっかけって、ドラムのビートがカッコイイとかギターの歪みがカッコイイとか、きっかけってそういう単純なところからだと思うんです。
詩がすごいからって理由でロックを聴く人っていると思いますけど少数派だとは思います。
詩がすごいって理由ならロックじゃなくても詩人を好きになるのが手っ取り早いと思うんで。
インストバンドの使命感はロックを聴いたギターの歪みとかドラムのビートのかっこよさ。
そういったロックを聴いて誰しもが味わった初期衝動に加えてそれに連動した第二の衝動、感動を作っていくことだと僕は思ってます。そういったことを伝えれるなら伝えていきたい。
だから展開とかは凝っていきたいし、ちゃんと納得するまで作り上げないとライブではしたくはないし。
そういったことが背景に僕らってあんまり曲ができないんですよ。セトリだって変わらないし(笑)
半年くらい同じセトリだよね。
だけど誤解に繋がらないように前置きしますが決して歌モノを否定してるわけじゃありません。あくまで僕個人の意見です(笑)
力をくれる詩を持ったバンドは僕は知ってるし、歌モノは僕やベースの池山も好きなので!

W: レコ発でセトリ変えたよね。

P.ドキドキするんじゃないですか?(笑)

W:  もうね、本当嫌でしたね(笑)レコーディングまで全然できなくて。

P. 曲作ってからレコーディングではなくレコーディング日を決めてから曲作るんですか?

W: 本当そうですね。
レコーディング日を決めて頑張るというか。

M: 曲の完成度って時間かな?って思っていて、考えなきゃいけないなら考えるし、弾きたくなかったら弾かないし色んな音楽聴くし、自分の中である程度の期限は決めて活動していかないと、僕B型のマイペースなんで(笑)

それがバンドに繋がるのかなーと。

それなりに期限決めてやってます(笑)

ここで新しい物販増やそうとか、再来月までにはコレをしようとか、そういった感じでメンバーに共有出来てます。

自分の考えてることをちゃんと話して…
自分のバンドの強いところって、そういった共有力もあると思ってます。

W:  みんな喋りたいことは口に出してますもんね。

M: こういうことしたいってのは積極的にメンバー同士が言うような環境にはしてます。

W: バンマスの彼がね、ちょっと1本引いた感じで、ワンマンじゃないんですよ。そういうバンドはライブ観てたらわかりますし、それが良いとか悪いとかじゃなく絶対的なカリスマがいるってのは良いことだし、けど我々はメンバー同じ目線でステージにも立っているし。

M: そうやって個人個人共有していって、ある程度の核が出来てきて、引き出すネタも各自ポンポン出てきて、それに対する意見もポンポン出てきて、一人で考えこむより、メンバー4人で考えたほうが視野が広がる。

今日とかはじめてメンバーに聴かせたリフも僕が想像してたのとは全然違ったアレンジで、こっちのが全然良いじゃんってなって。

でもやっぱり皆が納得して作るならそれがいいかな、それが近いかな。でも納得いかない展開だと全部やり直します。

納得いくまで公に出さないというか、だから一曲の楽曲の中にギターリフいっぱいあるんですよ。

コレもあるコレもあるコレもあるってけっこう詰まってますし考えてきた分色んなネタが出来るようになってるし、成長したのかなー、と

P: cetowの楽曲は不思議と飽きないんですよね。

M: 一回作っちゃった曲ってすぐ飽きちゃうんですよ(笑)

僕はけっこう飽き性で、
すぐ突拍子に違うことしたがるんですけど、それを止めてくれるメンバーがいますし、この音源を聴いたらcetowだ!ってわかるんだけど、一見違うように聴こえるかもしれませんね。

W: そうですね、ツービートの曲したいですね。

M: (笑)とか、色々やってみたいな、なんでもありでやっていきたいってのは自分の中ではありまして、「インストはこうだ」って決めちゃうと次の音源も似たり寄ったりになっちゃうんで、客観的に聴いても面白くないなーと。

やっぱり色んなことやっていきたいな。

P: もしかしたらライブ数が少ないからこそ曲に注ぎこめる質が違うのかもしれないですね。
ライブ向けとかいう意識よりも曲そのものに重点を当ててるというか

W: そうですね。

M: 僕らあんまりライブに向けた練習とかしてなくて、スタジオの時間で曲作りの時間5時間くらい取るんです。

P: そうなんですね。最近なに聴いてます?

W: なんでも聴くようにはしているんですけど、僕は最近ポストクラシカルとか聴いてるかな。
オーラルブルーアージェストとか北欧系の人がいるんですけど…

P: あっじゃあアンビエントあたりも?

W: アンビエント好きですよ!ドラマーなんで機械音のドラムのサウンドとかサンプルにしようって、人がやる音も好きですけど。

P: 打ち込み系の音とか好きなんですか?

W: 好きですよ!バンドの音も好きですよ。

P: 面白いですね(笑)やっぱシガーロスとかも好きですか?

W: 好きですねー、新譜良かったです。

僕はあんまりミネラルとかエモとか通ってないんで、彼はエモがものすごく好きで通ってますけど、すぐポストロックとか行ったし。

P: あぁ、でもポストロックとエモは近いですもんね。僕もどちらかというとポストロックのほうが好きです。
あの1月のスタジオライブのときcetowって掛け声する場面ありませんでした?

W: ウチはどっちかというとライブは気合い系なんで(笑)

P: (笑)けっこうガチガチでくるんかなー?って思ったんですけど、

W: いや全然、ウチはミスOK、声出してこう!のライブなんで(笑)みんなミスしまくりでしたよ、でも声出して気合入れてこうって(笑)

P: インストバンドなのに声出していこう(笑)でもインストバンドのライブって演奏だけに集中してる感じで流れて流れて終わりって感じが多い気がします。

W: 多くの人に全然音源のイメージと違ったと言われます。

M: うちはなんか野生的ですね。

P: けっこう想像とは違って体育会系なライブでした(笑)
W: ミスを気にするくらいなら声出してこう!みたいな(笑)方針になってます。

M: もともと綺麗なだけで終わりたくないというか、けっこう色んなインストいますけど、綺麗なだけじゃなくて、ライブはライブって割り切りたいし。

けど今って音楽が携帯できる時代で、ライブハウスに行かなくてもいい時代じゃないですか。

昔からそうですけど、電車の中でも音楽は聴けるし、せっかくライブに来てるお客さんにはライブにしかないものを見せたいし。本能的に真正面からぶつかろうと思うし、叫びたかったら叫ぶし、そんなスタンスでやっていくのが自分たちらしいかな?と。

自分たちはどのバンドよりストレートかな?と思ってます。

なんかやっぱり、歌がないんで、やりたいようにできるから、歌があれば歌を立たせないとダメとかあるし、僕らは1人の主役がいないんで好きなように出来る。

ドラムの彼だってかなり野生的ですし(笑)

P: スタジオなんで狭くて申し訳なかった気持ちもあります。

W: いやいや、楽しかったです(笑)

M:楽しかったよね!今度はどういうふうにやるかわからないけど、今やりたいことをするってのが僕たちらしいね。

P: スタジオライブって僕の中で熱量が一番共有しやすい場所だとおもってるんですよね。照明もPAもいない、バンドとお客さんしかいない。
ステージとかだったらわずかな段差でも温度差が出るというか。

W: たしかにそうかもしれませんね。

M: 温度差出るかもね。僕たちもスタジオライブしたのがあれで2回目で、全然誘われなくて(笑)

W: (笑)僕は怖かったですね。でもやってみて全然ありだなって、楽しかったですね。熱量が確かに共有出来る。

M: 僕スタジオのテイクを出してるバンド好きですし、なんかアメリカンフットボールもそうですよね。Never Meantとか一番はじめの部分とか。

あそこだけかもしれないけど、好きですね。

P: あっちの音源よく聴くんですか?僕はどっちかというと洋楽ばっかなんで、

M: 最近ちょくちょく聴くようになりました。僕はSS(stiffslak)が近くにあるんで、

P: saidの磯田くんに教えてもらったんですが、Climb The Mindむっちゃ良いですよね。

M: 良いですよね!

P: 個人的にcetowはClimb The Mindと宇都宮のsaidと対バンしてるブッキング観たいです(笑)

M: Climb The Mind好きですねー、ベースの池山くんとか家でベレー帽しか弾いてないですから(笑)

P: 次スタジオライブするならsaid とcetowとか呼べたらいいなって笑 
USエモあたりにも通じるメンツでとか妄想してます。

M: USエモ良いですよね。

自分の中の音楽ルーツが高校のときとかにエモとか聴いていて。

その当初なにが良いんだかわからなかったんですけど、大学になってからSusquatchとか好きで、歌がもう斬新なギターロックって感じで、歌が「パニャ語」って言って、本人達はパニャ語って公言してるんですけど、なんか思いついた母音をひたらすら歌うという

P:(笑)

M: なんならもう言っちゃいますがcetowって名前はSusquatchの曲名から来てるんですけど、

Susquatchって日本のシーンだったら否定的な人が多いと思うんですが、パニャ語ってなんだよ、けどあんだけ斬新なことを貫き通してるの日本にあんまいないなぁって、

Susquatchって僕らとは全然違うんですよ、ギターの音とかもマニアックなん出してて怪しくて聞きにくい音なんですけど、タッピングとか面白くて、なんでも挑戦するようなバンドで。

そこから僕もなんでもやりてぇな!っていうのがあって、そんな精神が自分の中であってほしいなってことで、Susquatchの曲名から引用しようと思いまして、「ceto」その名前でバンド始めようって、

僕と彼がバンドしたいって、

それで彼も広島で僕も広島で、ここで始めようと言ったので、そこが広島だったんで、共鳴するものがありまして、広島の瀬戸内の瀬戸とSusquatchの「ceto」って曲名を繋げてセトーにしました。

それで「ceto」って曲を作り、そこでメンバー募集を始め同期で行くというか、でも彼だけが環境が違うところでやるというので、まぁ、せっかく始めるってなったんだからケジメつけてやってくれよ!ってことでワタダのwを足して「cetow」って出しました。

ワタダが生きてなかったらcetowではなかったかもしれないですね(笑)