Northern Factory/BroadcCast To Your Ghost

#1.The Ghost Of You

#2.Wake Mn Up

#3.On Christmas This Year

#4.Losing You

#5.Waiting



1st EP”From The Corner Of This Room”をCars & Calories Recordsから全国へリリースして、反応みたいなものが特殊なものもあったり、色々とあったりしたけど、個人的には反応がすごく濃かった気がしたんだけど。



思ってた通りの反応があって良かったと思ってましたね。本当の事を言えば、自分の作品を過大評価する訳じゃないですけどもう少し反応があるかなっと思ってました。あの作品は当時のフラストレーションが全て込められてるような感じで、歌詞に関してもとても正直で今は書けないかなっていうような歌詞で。

でも一番誰かから反応があるだろうって思った根拠は、曲を作ってる時にまるで自分にとっての名盤を聴いたときのようなドキドキするような感じ、いい曲だなぁと曲を書き始めて以来初めて自分で思う事が出来たからですね。その時はピアノとドラムの2人だけでスタジオに入ってて音も本当にスカスカでしたけど僕の頭の中にはもうベースとかギターとか曲の質感のイメージも出来てて。ドラムの彼はイメージできずに心配だったみたいですけど笑 例え自分の曲でも自分が一番好きなアーティストの曲を聴いた時みたいな感覚が少しでもないと僕は満足できなくて。その感覚を追い詰めたのがあの作品かなと思ってます。今でもその感覚が湧いてくるまで曲の一部分を作って感覚が湧いた曲、というかイントロかAメロ(僕はイントロかAメロからしか曲を作れないので)に関してはそこから発展させていく感じですね。

だからこそかなり時間がかかるし曲作りが苦になっちゃう時もありますけど…出来上がってきてからは本当に楽しいんですけどね。曲を評価するのは自分ではなく他人だと思いますけどやっぱり最初は自分で自分の作品をいいな、と思えてそこから初めて他人に評価されると思います。


すごい難産だった気がした今作はジャケットが決まらないまま発売日が未定となったんですが、素晴らしいジャケットと共にiTunes Store限定ながらリリースおめでとうございます。このジャケット僕はすごい気に入ってます。



ありがとうございます!僕もジャケットはかなり気にいっています。曲自体もいつも通りといった感じでもちろん苦労しました。

特にWake Me Upは何度試行錯誤したか分からないくらいで。またアルバムの流れも相当考えぬきましたね。ただそれ以上と言ってもいいくらいにジャケット探しが大変で大変で…何百時間も探した気がしますね笑 

僕の頭の中にあるどこか懐かしい風景の絵をインスタグラムでずっと探してたんでけど全然見つからなくて。何人もフォローして、一度見た作品ももう一度見てみようということになってこの作品に出会ってこれしかない!という風になりましたね。

一度見たと思うんですけどその時にビビッと来なかったのが不思議です。この作品を提供してくれたMyriam Thomasに感謝です。

http://www.facebook.com/cookiesochocola

まさに僕の頭の中にある作品のイメージといった感じですね。イギリスの田舎の夜の雰囲気が出てて、欲を言えばここに小さな家があればパーフェクトでした笑


2nd EPはコンセプト的なものがあれば教えて、そしてそのコンセプトはなぜ生まれてきた?



コンセプトというか僕の頭の中での作品のイメージはイギリスの田舎町の草原に佇む小さな家に男の子と女の子が住んでいて、ある日女の子は突然男の子を置いて出て行ってしまいます。そして夜に目覚めた男の子がその女の子を追いかけるようなイメージが最初Wake Me Upを作ってる時に湧きましたね。

それが後々作品のイメージになっていきました。

コンセプトというかイメージなので歌詞とかに反映されてる訳じゃないですけど。ただコンセプトを見つけるとしたら失くしたものとか過ぎ去ってしまったものを未だに追いかけてるような感じですかね。女の子はそのメタファーみたいな感じに思ってます。なんでこんなイメージが湧いたかあんまり分からないですけど昔からイギリスの田舎を見るとなんか懐かしい感覚に襲われるんですよね笑 だから今回はどこか懐かしくてポップな感じの曲をまとめたアルバムになるかなと作り始めた当初は思ってました。

プロデューサーをつけるってのは日本のインディーズ界隈的にはあまり必要性を求められてないように感じるけどNorthern Factoryが目指すところではどんな意味と価値が生まれるのでしょうか?



この2nd EPを作り終わった後1st EPよりもあまり興奮していない自分に気が付いたんですよね。1stが僕にとって初めてのフルバンドとしてのアルバムで興奮していたってのもあるかもしれませんが、2ndは少しそれにも慣れて自分の思った通りの事が作品で発揮できたのですが、同時に何か物足りなさというか…本当に自分の思い通りに出来ただけの作品というか、そこにマジックがないような感じがして…やっぱり作品を作るにあたってはある程度客観的に作品を見るために余裕を持った時間、そしてプロデューサーが欲しいと感じたのがこの作品でしたね。ある程度の腕を持ったプロデューサーがいれば僕の作品に対して意見やここをこうしろとか、全てに関して客観的な意見を貰えるので作品が出来上がった時の感覚が違うのかなという感じがします。ある意味自分の作品なんですけど別の人の作品にも聴こえるような。

2ndは自分の思った通りに全てができた、でもそれがどうしたって感じで。腕のいいプロデューサーや客観的に見る時間があればここをこうしたかったっていう部分が前作の3倍近くはありますね。後はプロデューサーが付くだけで作品の価値があがるというか本当の意味での「レコード」が作れるような感じがして、そういった意味でも是非僕が昔から聴いてきた作品に携わったプロデューサーと一緒にやってみたいです。
On Christmas This Year は1番あの中じゃシングル候補になる質だと思いますが。



それはエンジニアの人にも言われましたね笑 あの歌はだんだん歳を取ってきて音楽に触れれるチャンスも成功するチャンスも少なくなってきた、だからクリスマスに永遠を願ってずっと音楽を出来たらいいのにって感じの、ある意味ティーンエイジャーの頃の思い出を思い出して作ったような曲なんですが。

僕も曲としてはかなり満足してます。ただあの頃の間違ったボイトレの認識のせいで声がかなり弱いんですよね。作品を通して言える事ですが。(今は原因がわかってマシにはなってます笑)そこだけが唯一の後悔ですね。

あと今作はアレンジも結構面白い事をしててそういうところも聴いてほしいですね。とくにこの曲はピアノにおいて前作よりかなり成長できたかなと思ってます。

確かに1st EPはピアノエモの部分はある、けど2ndにはその要素よりもポップセンスが強くあって、次の3rd EPはもっとメロディックになりそうで、ピアノエモとして分類されている部分があるNorthern Factoryだけど、面白いよね。

Copelandの1stもJack’s ManequinもMaeも僕にはピアノエモなのかな?っていつも思うんだけど、君はどう思う?



その時々の流れで曲を作ってたらそうなる感じですよね。僕がいつも避けてるのは「~みたいな曲を作ろう」とか「エモっぽい曲とかポップっぽい曲を作ろう」とか考えることですね。

いつも自然に溢れてくるものがその時の自分にとってのベストだと思ってて、今までもこの考えで上手くいってきたので。

でも案外これが難しいんですよね笑 

2nd EPを作り始めた当初は1st EPのイメージが僕の中でも強すぎてああいう曲を書こうとして全く上手くいかなくて行き詰まって、結局湧き上がってくるものを素直に作ったら今回のような作品の感じになった感じです。「こういう曲を作ろう」と思って上手くいく場合も少ない確率であるんですけどね。

でもやっぱりその考えを一番大事にしてます。
海外にはピアノ・エモって言葉はないから不思議ですよね。全部ピアノ・ロックかピアノ・ポップ。でもジャンルの説明をする時にピアノ・エモっていうとピアノをフィーチャリングしたエモなんだって分かりやすいことは確かですけどね。

ただCopelandの1stなんかはピアノを使ってるのは一曲目のBrightestだけだったような…あとMaeなんかはエモにピアノを足したって感じでピアノをフィーチャリングしている感じはあまりしませんよね。We’re So Far Awayなんかはピアノ・エモって感じますけど。Jack’s Mannequinはエモっぽいコード進行もありますけどピアノ・ポップですよね。ただSonething Corporateの2ndの何曲か、そしてKonstantineなんかはピアノ・エモって感じがします。んー結局ピアノ・エモってなんなんだ?って感じです笑 エモの中でピアノの比率が高かったらそうなるんですかね?そういう意味ではWaking Ashlandなんかはピアノ・エモってはっきり言えるんですけどね。そのアーティストがピアノに強いアイデンティティーを持っててピアノで作曲してて、弾きながら歌うアーティストを僕はピアノ・ポップ、ピアノ・ロックと思ってますね。ピアノ・エモもしかりです。そういう意味ではCopelandもMaeもただのエモだと僕は思ってます笑 そう考えるとピアノ・エモってほとんどいないのかもしれませんね。

ただMaeとかCopelandの名前を聞くとピアノ・エモって思っちゃいますけどね笑
 


4曲目Losing Youについて、今までそんな風に映像的なインスピレーションから曲に繋がることは少なかったの?MVのイメージがすぐにできる曲というか。



あの曲は実は曲が出来た後に映像的なインスピレーション、そしてMVのイメージが湧いた曲なんですよ。僕の言い方が悪かったかもしれませんね。映像のインスピレーションから作曲に繋がるってことは僕にとってはほぼないんですよね。曲を作っていってる最中に映像的なものが頭に湧くこともありますけど。それが曲に影響を与えるってことは一切ないといった感じです。ただアルバム単位としては映像的なものがアルバム全体を通してあってそれに沿って曲を作ろうとしてる節はありますね。


今ここでリスナーに楽しみにしていてほしいMVもある意味プロデュースしてもらってるみたいなものだね。

そうですね。このMVは僕の考えが基盤にあって向こうのディレクターにある程度お任せって形を取ってるのでプロデュースと言ってもいいかもしれませんね。実はそのディレクターというのがみんながあっというような人物なんですよ。自分の好きなバンドのメンバーなんです。そういう人にディレクターを務めてもらうのも不思議な感じですけど…彼は映像も専業にしているのでどんな作品ができるのか楽しみで仕方がないです。みなさんも誰か予想しながら楽しみに待っててください!


5曲目のWaitingってNorthern Factoryの中で珍しいというか新しいね。シンプルに2000年代って感じで。



そうなんですかね?笑 

ただあの曲が僕にとってアルバムの中で一番好きな曲になるかもしれないですね。それと同時に最もアレンジを後悔してる曲でもありますが。僕は跳ねるリズムが大好きなんでこの曲はSara BareillesやThe Hoosiers、The Hush SoundにFall Out Boy、そしてPanic! At The Discoの影響を受けてるのでそういう意味では間違いなく2000年代って感じですね。

ちなみに僕はこの曲のCメロが大好きなんですよ。どうやってこの流れになったかあんまり覚えてないですけど最高にお気に入りです。自分の満足できるメロディーとかコード進行は考えずに流れで出てくることが多い気がしますね。このCメロはThe HoosiersとPanic At The Disco!とThe Cabが混ざったような感じが個人的にしますね。

この先NFが見えてるものというか、あんまりシーンとか興味ないのはわかってるんだけどNFとしてこれからどんな風に活動したい?



んー難しいですね笑 今は全く実現できてないですけどやっぱ自分の満足する作品ができて、それを心から好きになってくれる人がいてある程度のファンベースを築いて、少しでも音楽で収入を得たいかなって感じですね。欲を言うと、というか夢になりますけどある程度売れて音楽で食べていけたら最高ですよね。僕の好きな売れることができたアーティスト達も今の状況が幸せだって色んなインタビューで言ってて。ただ色々な人の話を聞いて今の時代それはほぼ不可能に近いくらいの可能性だって事は分かってますけど…これがこんな風に活動したいってイメージなのか分からないですけど笑 それを今考えている途中なのかもしれませんね。


この作品を作るとき聴いていた音楽はなんですか?



Jack’s Mannequinの2ndと3rd、The FrayとSara Bareilles、そしてThe Hoosiersですかね?特にThe Hoosiersの1stをよく聴いててそのライナーノーツがすごくいいんですよ。彼らは自らを”Odd Pop”(変わったポップ)って名付けてて1stも楽しくて面白い作品なんですけどライナーノーツに書かれてる事が「「面白い」というのはただ単にファニーであることとは少し違う。ここにあるサウンドは、バカ笑いしてスッと別世界の扉を開けてくれるポップ・ミュージックとはまた、一味違う。ここにあるのはクスッと笑ってグッとセンチメンタルな世界観にシビれ、そして今いる世界の見え方を少しだけ変えて明日へと背中を押してくれるような、そういう、ポップ・ミュージックだ」って書かれてて、究極的には一番影響を受けたのがこの作品、というかこの考えかもしれませんね。もしくは彼らが言ってた「良いポップってのはほとんどがオッド・ポップだと思う。その曲ならではの特徴があるから。特徴がないのは普通のポップ。そういうのは本当の音楽ファンは買わないと思う。マイケル・ジャクソンとかリリー・アレンとかは自分たちの個性を持ってるし、真似できないからこのような人達が鳴らしてるのがオッド・ポップかな」の一言がすごい気に入ってて、そういう感じのどこか懐かしくてフックのあるポップ、Lilly AllenやMika、Panic At The Discoの2ndをよく聴いてました。目指したのもそこかもしれませんけど到底彼らには届きませんね笑 こういう音楽こそプロデューサーというか客観的に見る時間がもっと欲しくて、そこをすごい後悔してます。またこの作品は影響を受けた曲がいつもは分からないんですけど、曲を作った後に気が付いたら思い浮かんで。作ってる当初は全く気づかなかったんですけどそれが自分の中ですごく面白くて。もし良かったらその曲も聴いてみたりしたら面白いかもしれません。

1.The Ghost Of You→Panic! At The Discoの1stの8曲目途中以降の曲達
2. Wake Me Up→The Hoosiers “Goodbye Mr.A”
3. On Christmas This Year →Jack’s Mannequin “My Racing Thoughts”
4. Losing You→The Almost “Dirty And Left Out” 

Third Eye Blind “Blinded(When I See You)”
5. Waiting→The Hush Sound “We Intertwined”

A Great Big World “Land Of Opportunity”


このインタビューを読んでる人にメッセージを。

インタビュー見ていただいてありがとうございます。今回は歌詞も気に入ってるので是非歌詞も見ながら聴いて欲しいです。歌詞を載せるホームページなどがまだ無いので作成中ですが…またどこかに載せるので是非見て欲しいです。今作は僕の中でポップで取っつきやすいイメージのある作品だったのですが周りの人達のこのアルバムに対する感想が予想に反して「スルメ」だったのでもしよければアルバムを通して何回か聴いて欲しいです。またアートワークも今作は重要な位置を占めてると思います。アルバムのイメージは「夜」。是非夜に散歩でもしながらリラックスして、僕が頭の中に描いたどこか懐かしい風景や光景を描きながら聴いて欲しいです。ありがとうございました!秋に発売予定の3rdEP、そしてこの夏発売予定だったのが延期になってしまった僕にとってもかなり大切なアルバムになりそうなフルアルバム、その2つの方も楽しみに待ってて下さい!

Northern Factory /From the corner of this room

IMG_1805.PNG

From the corner of this room

#1.Prelude
#2.Newyork is Raining
#3.Leaving
#4.A letter
#5.Beautiful mess

http://northernfactory.bandcamp.com/track/new-york-is-raining

puFF。インタビューお受けいただきありがとうございます。本当半端ない作品になりましたね!

先ずは自己紹介を、お願いします!

こちらこそインタビューしていただきありがとうございます!

Northern Factoryでドラム以外の楽器を担当しているリョウジです。

今年で23になります。

ドラムの彼の名前はユウタで、
彼も今年23になります。
183cmで83キロあって顔は怖いけど良いやつです。高校の同級生です。

Northern Factory 1st EP『From the corner of this room』

どの曲も洋楽のピアノエモ、エモロックのエッセンスといいましょうか、隅々に感じ取れました。

1stというと名刺がわりとして創作するのが一般的だと思いますが、
Northern Factoryのやりたい音楽が
出来ましたか?

完成してみて、ご自身のイメージ通りの作品になられましたか?

現在の気持ちはどのようなものですか?

レコーディングからは結構日にちが経ってるんですが、とりあえずはやりきったという感じですね笑

やりたい音楽は思う存分できたと思います。

曲にもとても満足してるのですが、その曲に歌とか演奏のレベルがまだ追いついてない感じがしますね。
聴き直すと ここはもう少しこうしたら良かったんじゃないか?って部分がたくさんあって。

客観的に見る時間みたいなものがもう少し欲しかった気はしますね。

今になって言い訳みたいなことばかりでてきます笑

でも名刺代わりとしては自分の中で十分なものができたと思います。

Northern Factoryについてですが、

Vocals,guitars,bass and pianoはRyoji Yamaki さんで、DrumsにYuta Tsujinoさんですが、Ryojiさんのソロプロジェクトと認識しています。

Northern Factoryの始まりをお聞か
せください。ソロプロジェクトとして始動した発端は?

もともと僕は2012年の12月まで大阪のSomething Holidayというポップパンクのバンドでギターを弾いてました。

加入したのが2011年の春辺り…だったと思います。

そのバンドが僕にとって初めてオリジナルとかちゃんとしたライブをやるバンドでした。

メンバーもいい人ばかりですごい楽しかったんですが、辞める4ヶ月前くらいから本当にやりたい音楽ってなんだっけ?と思うようになりました。

その頃にはバンドの音楽の方向性みたいなものも決まってて、ポップパンクの要素がメインの曲をみんなで作ってました。
でも家で曲を書こうとしてるとき、ライブをする時の観客の反応とか、バンドの方向性とか、メンバーでの合わせやすさとかそういったものを意識してしまうようになってました。

そういったものを意識せず、自分がやりたいと思った音楽を密度を濃くして作りたいと思って、やはりそういった事をやろうと思うと他のメンバーにも迷惑がかかってしまうし、1人の方がやりやすいと思い抜けることを決めました。

別にポップパンクの曲を作るのが嫌というわけではなかったんですが(現に彼らのEPの再生数は僕のIpodの中でtop10に入ります笑)ここらへんは少し説明するのが難しいですね…、

でもその時にみんなで作曲した経験とかは確実に今に繋がってると思います。

そして2013年の8月にフルバンドではないんですがアコギのセットで”These fragments”というデモを作りました。(こちらはいま少し訳あってbandcampやyoutubeでは非公開にしてます。またいつか公開にすると思うのですが、ご連絡をもらえたらデータの方をメールでお送りさせてもらいます。)

この作品には正直そんなに満足してなくて、またすぐに次の音源に向けて曲を作り始めました。

そして次はフルバンド形式でやりたいなと思ってドラムの彼に協力してもらい”From the corner of this room”の製作に10月頃から入りました。

初めて聴いたときはウェイキングアッシュランドなどの、
いわゆるピアノエモに影響を受けたのかな?と感じました。
けど聴き込むにつれ、ここまでPOPSな面の振り幅からは

ジャック・マネキン、サムシング・コーポレイトの、ヴォーカリスト兼ピアニストねアンドリュー・マクマホンに強い影響を受けているのかな?と思いましたが、
Northern Factoryの音楽のルーツを教えて下さい。

ありがとうございます。

彼に影響を少しでも受けていると思われて光栄です笑

そうですね、基本エモとかスクリーモ、ポップパンクから影響を受けてると思います。

そして一番影響を受けたのは今puFFさんがあげてくれたJack’s mannequinとSomething corporateだと思います。

曲を書き始めたのも彼らがきっかけですね。

高校の初めくらいまでは親父の影響でローリングストーンズなどの一昔前のロックとかハードロック、ギターの目立つLAメタルとかを聴いてました。

高1の時にMy chemical romanceとかPanic! at the discoに出会ったのがエモとかスクリーモなどのジャンルにはまりだしたきっかけですね。

Waking ashlandとかMaeなどのピアノエモも大好きなのですが特別ピアノエモに影響を受けてるといった感じはあまり自分ではしないですね。

Northern Factoryとしてのフィルターを通して作りたいモノというのは明白にどのような想いがありますか?

やっぱり一番は自分に満足がいくものを作るということですね。

自分が満足してなかったらどれだけ他の人が気に入ってくれてもあまり意味はないと思います。

この先自分が胸を張って誇れるような音楽を作りたいといった感じですね。

アンドリューマクマホンが1st完成直後に白血病で生死の狭間をさまよった時に”これが僕が地球を去る前に最後にレコーディングしたものだとしたら本当にそれを誇りに思う”って言っていたんですよ。

それを聞いてすごい感動して、
僕もいつかそう思えるようになりたいと思いました。まだまだその領域は遠いですが笑

Northern Factory 1st EP『From the corner of this room』についてですが、完成にどのくらいの月日を費やしましたか?

また、制作にあたって一番意識したところはどんなところですか?
サウンド面で特にここにこだわったということありますか??

アルバムのイメージが出来て曲を書き始めたのが2013年の10月ごろでレコーディングがマスタリングを除いて2014年の6月に終わったので約8ヶ月くらいですね。

曲の一部を書いては「これは違う」「あれも違う」みたいな感じに何回も試行錯誤を繰り返しました。

一番意識したのは…アルバムと曲の流れとか、抑揚とかだと思います。

僕はジェットコースターみたいな音楽が好きで、そこに上がり下がりがきちんとあってドラマとか情景とか、そういったものが思い起こさせられるような音楽が好きなんです。

だからそうなれるように精一杯は尽くしたつもりです笑

一応アルバムを通してコンセプトアルバムとまではいかないですけどストーリーはあって、そのストーリーの解釈はみなさんに任せます笑

簡単に言うと悪い状況からなんとか抜け出したと思ってもそう簡単に自分自身は変われるものではなくて、それでも今ある自分を受け入れたらいいって感じの話なんですけど…、まだ自分でもうまくまとめれてないので何が言いたいのかよくわからないですね笑

また機会があれば話したいです。

陳腐な例えなんですけど2曲目のニューヨークは自分が今抜け出したい場所の例えです。

なぜニューヨークなのかって聞かれたのですが本当たまたま適当に口ずさんでて出てきただけなので特に深い意味はないです笑

サウンド面についてはボーカルのメロディーを軸にどの楽器も主張しすぎず全体的に綺麗にまとまるようにしたつもりですね。

ジャケットのアートワークもなんか色味もあたたかさも雰囲気もお洒落だし、イイですね!

海外、アメリカへの憧れとかお持ちなんですか??

今は昔ほどではないですけど確かにありますね。

海外の旅番組とか現実逃避できるのでほんとに大好きです笑 音楽も同じでそういう聴いてると違う場面に連れてってくれるような…現実逃避ができるような歌が基本的には好きですね笑

特にPanic at the disco!の1stは独特の世界観があって頭に浮かぶ情景が大好きでした。

Bandcampにてあげている”New Yorks is raining,,この曲もむちゃくちゃイイですね!!僕は”Leaning,,もかなり絶賛しております笑

リード曲の”New Yorks is raining,,
この曲を作った背景について教えてください。

曲紹介をお願いできますか??
(全曲紹介でも嬉しいです。)

#2.Newyork is Raining

ありがとうございます!この曲は比較的早い段階にできあがりました。最初のイントロが思いついて1番のサビ前まで10分くらいで出来上がってしまってそこから一気に作りあげた感じです。

ちなみにこの曲の2番サビ後のCメロの展開が今まで書いた曲の中で一番気に入ってます。

歌詞の内容はみなさんの解釈に任せたい派なのですが大まかに言うと不安とかそういったものについての歌です。

#3.Leaving
LeavingはNew York~の少し後にできた曲ですね。

この曲は結構いろいろな意味が歌詞の中にあるので難しいですが何か新しいことを始めるときの歌。

#4.A Letter
A letterもNew York~と同じくらいの時期で早い段階にできた曲です。これは自分の夢とか大切なものについての歌。

#5.Beautiful mess
Beautiful messは一番最後にできた曲ですね。これが一番苦労したと思います。本当は壮大な感じのバラードを入れたかったんですが思いつかなくてこいつになりました笑 なかなか思いつかないものを無理やり作って入れるのも何か違うと思って、曲も気に入ってるしこれでよかったと思います。

この歌は基本的には「今を生きることについての歌」です。

Northern Factoryさんの名盤、名曲紹介をお願いします!

もう本当にメジャー所ばかりなので紹介しても仕方がないかもしれないですがお許しを笑

普段聴く音楽は変わってきますが、自分の中で大きな存在でパッと思いつくのはこの三枚だと思います。

My chemical romance “The black parade”

言わずもがなの名盤ですね。

本当タイトにまとまってると思います。スマートで構成力もあって聴く度に新しい発見があって歌詞もよく練られてて、感動的なアルバムです。

Panic! at the disco “A fever you can’t sweat out”

高校の頃はアホみたいに聴いてました笑 未だにこれを初めて聴いたときみたいな衝撃をくれるアルバムはないですね。

高校の帰り道は小学生が早く家に帰ってゲームをやりたいときくらいこのアルバムを聴くのにワクワクしてました。

誰も真似できないソングライティングと歌詞だと思います。

曲のあちこちにフックがあって、基本的に僕はフックがたくさんある曲が好きですね。

作詞作曲を担当してたギターのRyan rossが抜けてからのアルバムはあまり聴かなくなってしまいました。

Jack’s mannequin “Everything in transit”

今のところは僕の人生で一番の名盤です。このアルバムが好きすぎてアルバムの舞台になったロサンゼルスのベニスビーチとかレコーディングされた4th street recordingに一人で行ったくらいです笑

ほんとアレンジに魂が込められてて聴いてるとありがちですけど音楽っていいなぁとか、生きる希望をもらえます笑

そしてこのアルバムを聴いたときの感覚を自分の曲を聴いてくれる誰か1人にでも与えたいと思わせてくれて、行き詰まったときはここに戻ってくる感じですね。

みんなに聴いてほしいと思える最高のアルバムです。

最後にこのインタビューを見ている皆さんにメッセージをお願いします。

インタビューを見てくださってありがとうございます!

Northern Factoryを聴いて毎日の中に少しでも違う時間とか光景を感じてもらえたら幸いです。

これからはアコースティックライブをすることや、まだまだ分かりませんがフルバンドでのライブもしたいとも思ってますのでチェックの方よろしくお願いします!

ありがとうございました!

今年はリリースがかなり良い!と個人的に思っている。
今まで活動してきたバンドも、新しく始まったバンドからもソロプロジェクトからも。

そして、また才能が満ち溢れたメロディーメイカーが現れた。
センス、才能が新しい希望に満ちてて仕方がない。

彼が1番影響を受けたという
Jack’s mannequinの
1stEverything in Transit のジャケットの空気感のように
潮のにおいを感じる海岸線のイメージ、
Northern Factoryはもう少し都心部で物語が動いてるようだ。

#1.Preludeはまるで街中で物語が紐解かれたように景色が動き始め
#2.のNewyork is Rainingに続く。
完璧すぎる展開に引き込まれアンドリューマクマホンの造ったピアノポップと呼ばれた区切りから凌駕した

#3.Leaving、#4.のA letter、#5のBeautiful messまで

素晴らしい、ただただ素晴らしい。拍手。是非手にとって聴いてみたい。

どこまでもロマンティックで、よくいる得意気にしゃしゃり出るバランスの悪さではなく、ギターのようなピアノ、
コード進行と綺麗にまとまってるだけじゃなく確立した類稀ない豊かに生きてるメロディー、

まだバンドとして動けなくても今、
日本のピアノEMOというジャンルの軌跡を辿る上でも、Northern Factory重要な1枚になるのは間違いない。

そしてFabtone Recordsから流通したDREAM STATE / 「A Place To Rest My Head」のキャッチフレーズ

「かけがえのない一瞬を。かけがいのない音楽と共に…。」

を僕はNorthern Factoryに贈りたい。いや贈る。