KUSANONE Label/shikisai compilation

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【KUSANONE Label】

http://kusanone-label.net

shikisai compilation

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#1.[.que] – Trivial Lie
#2.the caves – sister
#3.colobs – アカコロブスの歌
#4.dracaena – 新しい日
#5.ヤミアガリ – 理科室
#6.FLYING DAUGHTER – clock
#7.Gecko – monochrome
#8.数秒にも満たない – water in gate
#9.Re:Lilly – 話の続きを
#10.affable noise – bright turbidity
#11.木箱 – プラネタリウム〜Prima Stella mix〜
#12.上坂拓海 – summer end
#13.宮田涼介 – At Eventide

https://kusanonelabel.bandcamp.com/album/shikisai-compilation-vol-2

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#1.雑魚猫タワー – ワンシーン
#2.お気に入りの碧 – card
#3.tearnote – somewhere
#4.Hidekazu Wakabayashi – Creamy Dog Dolphin 05:40
#5.グッピー研究生 – mizu no awa
#6.johan plus kei – burikikitann
#7.neue nahel – acid film 04:35
#8.earthlayforfiction – Lale
#9.sleepland – heaped up stones / 積石
#10.Re:Lilly – 声

https://kusanonelabel.bandcamp.com/album/shikisai-compilation-vol-1

-shikisai compilation-は声やギター・ピアノなどのオーソドックスな楽器によるメロディックなアコースティックサウンドと、 現在の発展したエレクトロニクスサウンドを取り込んだアーティスト・クリエーター達によるコンピレーションアルバムです。
インターネットを通じて見つけられる、地域性・ジャンル性を越えた様々なアプローチをする色彩豊かな音楽を紹介します。

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【Re:Lilly】

ヒロベユウイチ – Vo,Gt
ニキトシタカ – Key, Prog
ユグチリョウ – E.Gt

http://relilly.hotcom-web.com/wordpress/

https://relilly.bandcamp.com

大阪を中心に活動中のクリエイター3人によるユニット。
それぞれが普段はまったく別のジャンルで活動しているが、それをぶつけ合い、混ざり合わせる事によって、Re:Lillyという特殊な空間を生み出す。
最近はVJとのコラボや、時には自分達で作るなど、映像面にも力をいれている。

まずRe:Lillyというバンドを始めるに当たってのきっかけとなったことを教えてください。

ヒロベ:
3人とも専門学校の同期で、Re:Lilly結成以前にもバンドを組んでいた事もあ
り、
その辺りの腐れ縁もあり、何か面白い事をやろうみたいな軽いノリで結成しました。

ニキ:
それまでも個々で音楽活動はしていたので、初めの頃はかなり細々としていましたね。

ライブ活動など、定期的に動き始めたのはRe:Lillyというのが出来て1年程経って くらいからだったと思います。

話はRe:Lillyについてですが、
大阪を中心に活動中のクリエイター3人によるユニット。

それぞれが普段はまったく別のジャンルで活動しているが、それをぶつけ合い、混ざり合わ せる事によって、Re:Lillyという特殊な空間を生み出す。とのことですが。

またそこからKUSANONE Labelに至る流れを改めて教えて頂けないでしょうか?

ユグチ:

それぞれが個人でも全然違う音楽活動していたのでそういうのが集まればおもしろいものができるんじゃないかと始めました。

そこから今のインターネットなどを使った音楽の魅せ方にも興味があったので『KUSANONE Label』を始めました。

KUSANONE Labelとはどのような想いをのせた名前ですか?

ヒロベ:

見えない部分も含めしっかりと根を張りシーンの繋がりを作っていけるようにと。

ユグチ:
世の中に出てるJ-POPとはちょっと違う音楽も、すごい近いところにあるという思いを込めて

声やギター・ピアノなどのオーソドックスな楽器によるメロディックなアコースティックサウンドと、 現在の発展したエレクトロニクスサウンドを取り込んだアーティスト・クリ エーター達によるコンピレーションアルバムです。

そして、インターネットを通じて見つけられる、地域性・ジャンル性を越えた様々なアプローチをする色彩豊かな音楽を紹介するという素晴らしいコンセプトを持つ『shikisai compilation』はVol2ということで、この作品に対しても制作に繋がった キッカケというものはどういうものでしたか?

ヒロベ:
自分達が良いと思う音楽をたくさんの人に聞いてもらいたいという想いが一番です。

そこにアーティスト同士の繋がりも絡め、一つのシーンのようなものを作りたいと思いました。

地域の壁を越えるという点でも、インターネット配信が一番手軽でたくさんの人に聞いてもらえるんじゃないかと思い、この手法から始めようという事になりました。

ニキ:

自分たちの好きな音楽を広めたい、そこからコミュニティが生まれれば面白いシーンが出来ると思いコンピレーションを作りました。
電子音楽やバンドサウンド・歌を結びつけるクロスオーバーな物が出来たらと考えており、そういう視点から僕たちの中で近い色を感じた人たちに参加してもらっています。

かといってサウンド面で縛りを作っている訳ではなく、最終的にはアーティストの出す作品の空気感に共感し、惹かれる部分が強いと思い ます。

ユグチ:

今のインターネットというものが音楽と密に絡んでる時代にエレクトロニカとかのジャンルはすごく恩恵を授かっているんじゃないかと思いまして、そういう要素のある音楽をフリーダウンロードで配信という形で広めたらおもしろいんじゃないかということで始めました。

エレクトロニカ、アンビエントバンドと称しておりますが、エレクトロニカ、アンビエントはアートだと僕は思ってます。
Re:Lillyさんの作品を何曲か、聴いて観てみたんですが、静かで優しくて澄んでる印象を 先ず第一印象で持ちましたが、 Re:Lillyの楽曲ってどのようなインスピレーションを授かってできたのか教えていただきたいです。

ヒロベ:

3人ともが作曲を手がけるので、個々によって違うかとは思いますが、僕は音と言葉の響きの調和を一番大事にしています。

出てきたメロディー、音に「どんな言葉が一番合うのか?」という部分からテーマを広げていくことが多いです。

ニキ:

自分の作った曲では、曲の性格みたいなものは昔から一貫しているとは思いますが、サウンド面ではその時に聴いている音楽によって変わりますね。

最近は静けさや「余韻」「スローモーション」といった言葉をキーワードにしていて、思想として”アンビエント,,の趣が強いです。

緩やかなリズムの波や、その波が一瞬停滞する・張りつめた瞬間を感じれる様なものを今は目指しています。

ユグチ:

ありがとうございます。それぞれの出している音が混じり合って空間を満たすような、そういう感覚を大事にしたいと思っています。

他の楽曲もそうですが、今回の質問は”Nightswim,,と”hibi,,についてお聞きしたいですが、素晴らしいですね、チープに受け止められる表現かもしれませんが、感動しかないです。

”Nightswim,,、フリーダウンロードの”hibi,,のRemixバージョンについて教えてください!

Nightswim

ヒロベ:

タイトルの通り「夜」をイメージしています。 夜散歩していると吸い込まれるような感覚になる時があり、そういった感覚を表現できればと思っています。

ニキ:

ベースミュージックに興味を持ち始めた頃にデモトラックを作ったので、最初のデモの頃からビートとベースが強く出ていました。

その時点で割とアンニュイな雰囲気のトラックでしたが、「夜」というテーマとオケにフワッと被せられた様なメロディラインは上手くハマっていて良かったですね。

この曲に関しては音源制作よりもMV制作の方が思い出深いです。

ユグチ:

歌、エレクトロニカ、シューゲイザー、アンビエント等いろいろな要素が詰まっている曲だと思います。

hibi(johan plus kei remix)

※hibi(johan plus kei remix)

http://relilly.bandcamp.com/album/hibi-johan-plus-kei-remix

ヒロべ

結成初期からある曲です。 自分が音楽をやっていく上でのある種のテーマソングのような感じです。

ニキ:

johan plus keiさんにリミックスしてもらいました。かなり昔から3人ともお世話になっている方で、素材を送って好きなようにいじってもらいました。

オリジナルの個々のパートの雰囲気を壊さず、かつビートで新しく色づけされたことで控えめな華やかさが出ていて 好きです。ちなみにオリジナルのhibiのミックスもjohan plus keiさんにしてもらって います。

ユグチ:

hibi(johan plus kei remix) hibiという曲はRe:Lilly結成当初からある曲でして、たぶん一番多くライブでやってきました。

その曲をレコーディングした際ミックスをお願いした前々から親交のあるアーティスト johan plus keiにリミックスしていただきました。

その後shikisai compilation Vol.1にも参加していただいています。

johan plus keiはかなり影響を受けてる素敵なアーティストさんです。

※johan plus kei

では今まで発表してきた楽曲の中でRe:Lillyがやりたいことが1番凝縮されているかな?って楽曲はどの曲ですか?

ヒロベ:

特にこの1曲というのはなく、新しい作品を作るたびに新しいテーマを持って作れればと思っています。

ニキ:

やりたい事は割と常に変動しているのでどれだと言いづらいですね。1つ1つの 楽曲でやりたい事をしているという感じです。ただライブは、最近は自分たちの出している 空気感を少し意識するようになったと思います。それも決してまだ固まったものではないで すが。

ユグチ:

Nightswim。3人の個性が一番出てる曲だと思います。

エレクトロニカ、アンビエントの魅力についてお聞かせください。

また、憧れとか影響を受けたものは先ずはどのような曲でしたか?

エレクトロニカ、アンビエントと呼ばれるサウンドに傾倒するきっかけとなったバンドやレコード、過去のライヴがあれば教えてください。

ヒロベ:

もともとはスピッツが大好きで割とポップなバンドばかり聞いていたんですが、
こういったジャンルを聞くようになったきっかけはSigur Rósです。このジャンルの良い所は一つ一つの音色が繊細な部分だと思います。

ニキ:
アンビエントは空間に少しづつ色なり情感をつけていく行為だと思います。

逆にいえばアンビエントといわれるサウンドでなくとも同じような温度や時間で空間を埋めてい る音楽はアンビエントの趣向を感じて好きです。

聴かせ方としてもシンプルなものが多く良いです。

僕はよく移動中に音楽を聴きますが、こういう趣向の音楽は周囲がスローモーショ ンになったように感じてとても心地よいです。

興味を持った元はfour tetの”there is love in you”をタワレコで聴いたのが一番印象強く残ってます。

シンプルな楽曲構成の中でひとつひとつの音が気持ち良く、その音がまた気持ちのよいグルーヴを出していて本当に好きになりました。

楽曲の生み出すグルーヴ 感というか波というかは、特にライブで聴く際に、とても重要な要因だと思うのでどんなジャンルであっても揺れれる心地よさというのは常に追求して行きたいです。

※four tet – Angel Echoes

あとは去年に出されたtim heckerの”virgin”がアンビエントに対しての価値観をとても良い方向に変えてくれました。今年、京都のメトロに来日した際もライブを観に行きました が、あれほど音に埋められているなと感じるライブは初めてでした。

tim hecker – Black Refraction

ユグチ:

元々シューゲイザーが好きなので自分的にそこにだいぶ影響を受けています。

Re:Lillyでは静かな曲が多いのでそんなにシューゲ感は出せないこともあるんですが根底にはいつもあるつもりです。

エレクトロニカという音楽への入門はCorneliusでした、そこからいろいろ聴いていきま してFenneszのEndless Summerにやられました。

ちょっと一癖ある音楽が好きですね。

shikisai compilationの中のアーティストcolobs、Re:Lilly、the caves、affable noise、どれもが素晴らしい世界観を描い てくれます。聴いたことない人には是非聴いていただきたいですね!
ラストを飾る宮田涼介さんの”At Eventide,,に僕は1番グッときました。

この「shikisai compilation」作成したことにより得たものはなんですか?

ヒロベ:

色々なアーティストの方々と繋がりを持てた事が一番かと思います。

ニキ:

各アーティストとの繋がりはもちろん、自分たちの求める音楽性やカラーを、自 分たち自身でも再確認出来たかなと思います。

またいくつものアーティストが参加する事で リスナー側でも新しい出会いがあればと思います。

ユグチ:

参加していただいてるアーティストさんは自分たちが本当にいいと思った方々な のでそう言っていただけるととてもありがたいです。

このコンピは全国各地色々なところで活動されている方にお声かけさして参加していただいてるので、そういう繋がりが一番大きいです。

コンピ参加者同士で対バンなんかしてると嬉しく思います。

いつぐらいからKUSANONE Label、shikisai compilationの構図がありましたか?

ヒロベ:

去年の半ば当たりから構想を練り、今年の2月にvol.1をリリースしたという感じです。

ユグチ:
どちらが先ということもないんですが、去年あたりからレーベルとコンピの構想を練り始め、Vol.1に参加して頂いてるアーティストさんにお声かけさせていただきました。

Vol.1と付けたからには続編も視野にいれて。

今はコンピがレーベル活動の中心になってるので続けていければと思ってます。

今回の作品で初めてみなさんに触れるお客さんに対して、どういうところを聴いて欲しいと思っていますか?

ヒロベ:

抽象的な表現になりますが、「響き」ですかね。

ニキ:

アーティストごとに聴き所が違うと思うので、聴く人で好みもあるかなと思いますが、ぜひ全曲通して聴いてもらいたいです。

そこからコンピレーションの「カラー」、「温度」感じ取ってもらえれば、というのと、

今まで聴かなかった音楽があれば好きになるきっかけになればと思います。

ユグチ:

普段いわゆる歌ものしか聴いていない方でも、”あ、いいな”と思える方々に参 加して頂いてますので、こういう音楽もあるんだと思えるきっかけになってもらえれば嬉しいです。

では最後にこのインタビューを読んでる皆さんにメッセージをお願いします。

ヒロベ

少しでもこういったジャンルに興味を持って頂ければ嬉しく思います。

またコンピレーションも今後vol.3、vol.4と続けていくので是非とも聴いて頂ければと思います。

ニキ:

読んで頂きありがとうございました。コンピレーションはもちろん、KUSANONE Labelは今後もコンピレーション以外の、イベント等でも色々な形で見せて行けたらと思っています。

ユグチ:
shikisai compilationが色々な音楽を聴くきっかけになればと思いま す。

これからもKUSANONE Label、shikisai compilationをよろしくお願いします。

…………….

自分は「癒し」という言葉は好きではないけれど
それを超越したものが散らばった

この音色達には浄化作用があるようで、優しい音。

包み込んでいく音とはまさしくこのような音で、
聴く者の深層部に侵入し、暗い部分を優しく抉り包み込んでいく…

これもまたひとつの芸術作品であり、当たり前にそこに在るモノを
完成豊かなタッチで描写した真実、

「音色」それがよく似合ってると思います。

この先KUSANONE Label/ shikisai compilation、そしてRe:Lillyの創り出す作品が楽しみです。