Hope The Flowers/ Nature Of Everything

  

  1. Intro
  2. For You My Sky
  3. Tree.Flower.Wind
  4. I.m Sorry to Say
  5. Lost River in My Home
  6. I Can’t Be on Earth
  7. Blessing From Star
  8. Sun is Godless
  9. For You My Sky(Remix by Merry)
  10. Tsuki No Minna

bandcamp
南東アジアでDIY思想からか独特な空気感を持ち数年前からポストロックシーンが栄えまではしないけど盛り上がっているように見える。(詳しくはわからないけど)

細分化されていくポストロックシーンの中でまた特別な感情を抱けれる音楽と出会えた。
着飾ることのないおとぎ話の中にいるような世界に

物語が風に吹かれて流れるような、

胸が張り裂けそうになって駆け出したくなるような、

価値がある音楽か意味がある音楽か、

なにより大切なものを知ってる人の音楽だ。

Hope The Flowers Facebook

この度はインタビュー受けてくれてありがとう。君の音楽は素晴らしいから日本で1人でも知ってもらえるように努力するよ。

先ずはHope The Flowers、君とメッセンジャーでメールしたとき、「君の世界だ」と言ってたね。

君の自己紹介とともに、Hope The Flowersの始まりを教えてください。


「Hope the flowers」が生まれた経緯につきましては、

今まで僕自身が様々なジャンルの音楽をやってきて、どれも自分が満足できなかったことでもありますし、一人で何かをやってみたいと思ったことでもありました。

そしたら、ドラムの打ち込みを始め、シンセのプログラミングなどいろいろ自分でやりこんでいました。ある程度自分で曲を作れるようになったら、一曲ずつレコーデイングしていきました。

当時はアルバムまでできることや、他のメンバーもいることは全然考えていませんでした。
僕は特に日本の文化、日本の映画が好きです。

桜がはらはら舞い落ちるところ、雪が降ってくるところをいつか自分の前で見れるのは最高の夢で、それが体験できたら自分にとっては人生で最高の幸せだと思います。

そういう夢が持っていることで、曲づくりの時は日本やアジアの穏やかな感じと、ヨーロッパロック系の重みがあるリズムパーツを その2つの組み合わせで再現させようと思っています。

音楽と気持ちも一つになれます。
感性を刺激し導き芸術作品と呼べる。僕はこんな音楽を新しいエモと呼んでるよ。

Hope The Flowersはバンドではなく、君のソロプロジェクト、その認識で間違いないですか?

君の自己紹介をお願いできますか?



ここまでたどり着いた前に、いろいろなジャンルのバンドをやっていて自分のやりたいことをずっと探していました。

初めて組んだバンド「Ra-lean-zy」は J-ROCKで、2年後「Poxydonz」というメタルコアバンドもやっていて、「Disaser of abyss」というデーズメタルバンド、「Step Touch」というNY Hardcoreバンド、「Inlilithembrace」というMelodic Blackmetal バンド、「Landfall」というハードロックバンドやっていました。

最初はロックバンドばっかりでしたが、その後、インディーズの音楽をやり始めました。「Sending Pop」というAlternative Pop/ Pop Rockを組みました。

ここまではずっとベーシストでした。

そしたら、自分が曲を作れるポジションをやりたいので、また新しいバンド「Hold Me」というModern Rockバンドをやりました。

結局成功できませんでした。

ちょうどその時に「POST ROCK」という音楽に興味を持ちまして、「Willshare」というバンドを始めました。

メンバーそれぞれのやりたい音楽が違っていて、結局また解散しました。

それで僕が自分なりの音楽が作れるのは「Hope the flowers」だと確認しました。

君のNature of everythingというアルバムは本当に素晴らしい作品だよ。

ジャケットの絵のように、風が吹いている大陸、そこは都会ではなくもっと自然、なにか使命を持ってる幼い子がいる、そして聴き終えたあと、この幼い子は託し、託され、繋がっていくせかいのような。口笛で吹いたようなメロディーが世界を物語を描いているような、本当にひとつの物語を読んでるようは見てるような気分になった。

君はこの作品の背景にどんな想いを乗せましたか?
最初の3曲( Tsuki no minna / Sun is godless / I can’t be on earth) を聞いたら、少しは暗さが感じれると思います。

その曲を作っている当時は、自分が寂しさ、切望に落ち込んでいて、その気持ちを自然、世の中のできることに結び付けて、感じていることを音楽に再現させました。

その後、一人の女性に出会えて、彼女のために「For you my sky」という曲を作りました。それが僕の初めてのラブソングでした。それ以来、最初みたいに、暗い曲を作ろうとしたんですがどうしてもできませんでした。

それがきっかけでアルバム「Nature of everything」は希望を感じれる穏やかな曲から、寂しさを感じる暗い曲まで、いろいろな雰囲気の曲があります。
君は日本の音楽に興味はありますか?そして君の本国にある素晴らしい音楽を教えてください。
君はどんな音楽を聴いて育ちましたか?
16歳の時に J-ROCKの音楽やファッションに憧れていて、ビジュアル系ファッション、Alice Nine, Gazetto, Ayabieのカバーもやりました。それがきっかけで音楽(特に日本の音楽)に興味を持つようになりました。

「Hope the flowers」に近い、タイ国内バンドをいいますと、

日本人でも知っている方が多い「Desktop Error」を初めて、「Afternoon」、「Vimutti」、「PC0832/676」、「AIRE」、「W MAP」、「Inspirative」などいっぱいあります。

「Hope the flowers」を始めるきっかけは、自分一人で音楽を作ってみたかったからです。

自分なりの音楽作りたくて、ソロプロジェクトみたいな感じで始めました。

最初は自分が満足できればそれでいいと思っていたんですが、5〜6ヶ月経って、興味を持ってくれる人が増えてきて「ライブやらないか」って声をかけてもらえたりしました。

そしたら、ライブに出れるようにメンバーを探し始めました。

基本は僕が作っているものを演奏するんですが、それがきっかけで今になってメンバーが揃っていて「バンド」というものの強さが高まっています。(2回ぐらいメンバー入れ替えていましたが)


様々な音楽やバンドをした中でボーカルレスのインストにしたのはなぜですか?

インストゥルメンタル音楽の魅了だと思います。

メロディーを通じて気持ち、伝えたいことを伝えれます。

例えば、僕が「I can’t be on earth」曲を作る時は、その時、僕は「この世から消えたい」と感じていて、聴く人には別の世界にいるみたいに感じてもらえれるように表現できたらいいなと思って作りました。こうやってその時の自分の感じていることと伝えたいコンセプトを考えて曲作っています。

僕は一つずつのメロディーを信じて、歌詞がなくても、そのメッセージを伝えることができると信じています。

人間の一人として僕の気持ちを感じてもらえたらいいなと思います。
タイからのバンドも世の中のみんなに聴ける音楽があると思ってもらえれば嬉しいですね。

心と結んでいる自然の力、人間のみんなには、誰でも幸せ、悲しみ、寂しさ、希望を感じています。

僕の音楽で、長い旅や仕事などで世の中で疲れた気持ちを癒してあげれればいいなと思います。

みなさんに一番オススメしたのは「Blessing from star」ですね。希望がもらえて、お祈りしたくなる曲だと感じています。個人的にはこのアルバムで一番完璧な曲だと思います。

PVにつきましては物語のものにしたいと思っています。

ジャケットについてですが、このジャケットにはHope The Flowersのアルバムの物語そのままだと感じました



このアルバムのカバーは「For you my sky」の曲作っている時にできました。
好きな彼女と一緒にいられて、自分の考えていることを聞いてもらっていました。

枯れて死んだ花はいつか生まれ変わろうという意思を持っていたから花は自然に枯れたり、新しく生まれたりするじゃないかという考えで、カバーの少年は僕ですね。

さらに、驚いたことに、僕の彼女も昔そう似ているような絵を描いたことがあるようです。

それで僕はこの絵が伝えたいコンセプトにぴったりではないかと思います。

カバーは彼女が描いてくれたのです。(追加のアートワークは友達がやってくれました)
Nature of everythingの最後の曲のタイトルが”Tsuki No Minna,,ですが、日本語ですね!日本語タイトルにしたのはなぜでしょうか?



曲名を日本語にしたのは、個人的には日本の文化や日本の映画が大好きからです。
その曲を作っている時はかなり寂しかったんですね。

僕は寂しいときは、よく月を見ます。そして、「月はみんなのもの、みんなは月のもの」という意味でした。

楽曲にMVを作ったのは一曲ずつの世界観をみんなに届ける手段のためですか?

個人的に一番好きなPVは「Sun is godless」ですね。

日常の映像が映りながら、カップルとチョウの映像も入ったりしているPVですが、それには「出会うこと」「待つこと」などメッセージが含まれています。曲の雰囲気をうまく表現できるPVだと思います。

君はまだまだHope The Flowersで楽曲製作をしていきますか?

次の音源はどんな作品にしたいのかイメージはありますか?

「The Rocket Whale」というバンドとコラボプロジェクトを企画しています。

 Post-RockとPost-Hardcoreの組み合わせて1曲の作品に仕上げようと思います。

そしてSplit EP. Albumも作って恐らく今年の11月にはできると思います。

今はもう2番目のアルバムに向けてデモを作り始めていますね。

コンセプトはヨーロッパ系のバンドのような思いリズムでアジアっぽい穏やかなメロディーの組み合わせというコンセプトで変わらないですが、ダイナミックをもっと表現したいですね。でも「Hope the flowers」らしさは変わりません。

ありがとう、あなたとの話を聴いていて、この作品がまた好きになりました。

あなたの中で大切な音楽、名盤、名曲を教えてください。

好きなバンドはいっぱいありますね。

ただし、影響与えてくれているバンドと言いますと、Miaou / mono / caspian / this will destroy you / wang wen / Ef / Sigur ros /Explosion in the sky じゃないかなと思います。
本当はみんなにオススメしたいバンドはいっぱいありますが、とりあえず、僕らの音楽に近いジャンルを上げてみました。

では最後にこのインタビューを読んでる皆様にメッセージをお願いします。



僕らの音楽に興味を持っていただいて、この度インタビューさせていただける機会ができたまで、本当に感謝しています。この機会をもちまして、僕らの音楽、少しでも世界のみんなに伝えることができて何より嬉しいです。

僕の音楽や、Post-rockというジャンルを聴いたことがない人にとっては、僕らの音楽を通じてPost-rockという音楽世界をもっと多くの人に聴いてもらえたら嬉しいです。

いつか機会があれば日本でライブやりたいと思っています!