いいですねぇーパッケージのデザイン
前回のインタビューさせていただいた Castawayさんもそうだけど、
インディーズのハードコアシーンで特に多かった風習
「ディストロ=distribution(流通)
」
このバンド、カッケェーからチカラ貸すでー!みたいな感じで
遠く離れた地で、一般の人たちまでもが
CDやグッズを直接買い取って販売する。
大手流通に頼らない非商業的な音楽(パンク、ハードコア)のD.I.Y精神
それが各地で広がりを見せているんですよね、ほんと。
そりゃ、オリコンチャートとかさ、
カウントされないけど、
放り投げるだけじゃない、
撒き散らすだけじゃない、
バンドとお客さんが手と手を取り合って鳴らし始めた『フレンドシップ』
その中で THE REAL NERDY GIRLS を発売されたPizza Fat Girlも、まだ生まれて歴史も深くはない、日本のPOP PUNKシーンでは外せないバンドのひとつとしてインタビューをさせていただきました。
お忙しい中でありがとうございます!
Pizza Fat Girl
Gt/Vo Kanako
Ba/Vo Junko
Dr/Cho Saki
(以下上から、K、J、S)
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Q1
インタビュー始めます!
メンバーのそれぞれの自己紹介お願いします!
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K(かなこ)
必殺前歯です。
Come Back Kidのジェレミーとランカちゃんに憧れる、受け身残念系Gt/Vo、
作詞作曲、外交官担当のかなこです!
重い、早いバンドが好きです!
J (じゅんこ)
ベースのじゅんこです。
さきちゃんとかなさんは埼玉人ですが私だけ栃木出身です。
趣味は部屋でポップパンクバンド、8bitでピコピコの曲、アニメとかアイドルの曲を弾いてる動画、家具、食器などを黙々と調べるのと、焼菓子作ることです。
よくPFG内での会話を思い出して1人で笑います。
こういう音楽に出会ってからずっとPOP PUNK は最高に可愛いものだと思ってます。
よろしくお願いします。
S (さき)
webやマーチ等のデザインと、おでこ大臣を担当してますDr/Choのさきです!
Blink182のTravisになれる日を夢見てスティックを握り続けてます!
POP PUNKやEMO、HIPHOPも好きです。
趣味は家具、食器、文具、立ち読み、ドラマーとK-popの動画をみることです!
アイスがガソリンです!
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Q2
バンド結成の経緯と、メンバーの出会いを教えてください。
ーー
J:
かなさんのバイト先に私が入り、会って5分で「バンドをやろう」と誘いました。笑
なんかビビッとくるものがあったので!
K:
じゅんちゃんにとって私は先輩、私にとってじゅんちゃんは年上の後輩だったのでお互い1年くらい敬語でした。笑
S:
それから、じゅんちゃんがmixiでかけていたメンボを私が発見して、
やりたいジャンルが
「New Found GloryやBlink182みたいなポップパンク」
って書いてあって
もう「これだ間違いない!」と思って、
募集投稿から半年以上経っていましたが諦め半分で声をかけてみたのが始まりでした。
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Q3
『PIZZA FAT GIRL』、面白いバンド名ですね!
このバンド名にしたのはなぜですか?
ーー
K:
3人が並んでバンドやっても絶対にカッコつかないだろうと思い、
pizza fat(いけてない、おたく)というスラングから名前負けしない等身大のバンド名をつけました。
今回のe.p.のタイトル ”THE REAL NERDY GIRLS”は=”THE REAL Pizza Fat Girl” とゆう意味でもあるのです。
おかげで海外のバンドにもすぐに覚えてもらえてライブ中にバンド名を叫ばれた事もあります!笑
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Q4
女の子がイージーコアバンドしてるってところから”PIZZA FAT GIRL,,に興味を抱いたリスナーも居ると思います。
僕もその中の1人なんですが、
いつ、どこで、なにがキッカケで、なにを聴いてイージーコアのバンドをやろうと思ったんですか?
ーー
J:
元々NFGが大好きで、Catalistの”At Least I’m Known For Something”みたいな「ポップパンクでズクズク刻む曲」をやりたいね、って話してたんです。
それから さきちゃんが「やばいバンドがいる!」って興奮気味にディグってきたのがチャンク(Chunk! No , Captain Chunk!)で、「うちらがやりたいのはこれだー!」って。
チャンクは3人にとって【イージーコア】ってゆうジャンルを知るきっかけになった存在でもあり、衝撃の出会いでした。
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Q5
口で説明するより、もちろん聴くのが1番理解に早いと思いますが、
初のEPということで、
このEPの聞きどころ、
一曲ずつどんな想いを込めて作ったのか教えてください。
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K:
1 /【INTRO】
初期の方のライブでやっていた曲のカッコイイ所を寄り合わせて出来た曲です!笑
ライブ時にやたらファンシーなSEを使っているので、一気にズドーン!と落とすギャップを意識しました。
2 /【O.K.N.C.】
この曲は2011年にRomantick Nobita Recordsのコンピレーションに参加させて頂いた曲の再録verです!
PFGと言ったらコレ!みたいな、うちの看板娘的な曲ですね。
3 /【Falling Apart】
『PFGのプロデューサー小野P』ことBetter Off Todayのしょうたろうが提供してくれた曲を元に作りました!
極悪な事を叫びまくっているので、NHK推奨バンドのイメージに反する為、和訳はとても公表できません。笑
4 /【Far From Distance】
一緒に活動してきた大好きなバンドや、憧れのバンドが、立て続けにメンバーの脱退、活休、解散を発表してドン底まで落ち込んでいた時期に、号泣しながら歌詞を書き上げました。
それぞれの選んだ道を否定したり引き止めたりはしないけれど、
やはり別れはとても辛いし、
今後を応援してるけれど心の隅では「帰って来て欲しいな」と思ってしまう。
離れてしまっても、ずっと大事な友達だよという想いを込めた曲です!
バンドを通じての出会った全ての人達は、とても大事であり大きな存在です。
5 /【I’m Lost Now Without You】
さきちゃんが作ってくる曲は、リフがエグかったり、「そうくるかー!」大変でした。笑
聞き所はサビ終わりの《祭りパート》
メンバー内ではこの曲を《檀蜜》と呼んでいます。
歌詞は、甘酸っぱい報われない系のラブソングです。
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Q6
Hopeless DewのDEVUさんワークスという事を聞きました、どのような経緯でDEVUさんにやってもらうことになったんですか?
ーー
K:
Hopeless Dewは元々ライブをよく観ていましたが、対バンをきっかけにdevu君と仲良くなりギターを一緒に買いにいってくれたり音作りを教えてもらったりする中で2人の仲は進展していきました…あっ!いけない(//∇//)\笑
devu君は私たちの求める音をすごくよく理解してくれていて、
それが今回のepの音質にも現れています。
レコーディングの中で弾けない、叩けない、歌えないというスランプに陥っても、
仏の優しさで最後まで面倒をみてくださいました!
本当に信頼のできるエンジニアさんです!
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Q7
色んな海外バンドとの対バンで学んだこと、感じたことがあると思うんですけど、
どうでしょうか、
これからのポップパンク、イージーコアシーンをどうやって盛り上げていこうとお考えでしょうか?お聞かせ願いますか?
ーー
K:
海外バンドと対バンすることは目標のひとつではありましたが、
それが現実になるとは夢にも思っていなかったので機会を与えてくれた方々に本当に感謝しています。
中でもThe Wonder Yearsはポップパンクバンドをやる身として憧れの存在であったので貴重な経験をさせてもらえたと共に、大きな自信に繋がりました!
日本各地にはたくさんのポップパンクバンドがいるので、
自分達が地方に積極的におじゃましたり、
関東に地方のポップパンクバンドを呼んでイベントを組んだりして、
日本全体のポップパンクシーンを盛り上げていきたいです。
あとは自分達の作った曲で、「ポップパンクっていいな!」と思ってくれる人が増えたらいいなと思います!!(白目)
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Q8
普段はどのようなバンドと仲が良く、あとオススメだよってバンドがいれば教えてください!
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一緒にイベントを組んだ”We Are The Champion$,,や、同日にe.p.をリリースした ”Castaway,,
地元の大先輩”Better Off Today,,
一緒に遠征に行った”Rain For Miles,,
そして第2の故郷静の”AndProtector,, や ”Order From,,とも仲良くさせていただいてます!
中でも ”We Are The Champion$,,はこれからの日本のポップパンクシーンを担っていく大きな存在になると思います!
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Q9
これは聴いて欲しい、最近聴いてるCDを、3枚教えてください。
K:
At The Edge
”I KNOW I’LL BE OKEY”
全体的に特有の疾走感、爽やかなメロとシンガロングが心地よいです。どんなテンションの時でも聞ける最近買った中で一番のヒット作です。
J:
Better Luck Next Time
“Start From Skratch”
私のまわりでは1stのほうが好きっていう人ばかりですが、
2ndのピアノとシンセがものすごくツボな曲ばかりなので。
かわゆいです。
S:
Neck Deep
“Wishfull Thinking”
ちょっと変わったドラムを叩くバンドが好きで、NeckDeepのドラマーさんはまさに、リズムの切り返し方やタムの使い方、プレイスタイルも含めて大好きです!
2nd e.p.の / I Couldn’t Wait to Lea6 Monthes のドラムが最高にイケてると思います!
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Q10
EPを発売し、ツアー回るということで今の心境を、この記事を見ている皆さんにお願いします。
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正直こんなに早い段階で多くの方々にe.p.を手にとっていただけるとは思っていなかったので、驚きと嬉しさで胸いっぱいです!
e.p.を手にとってくれた方々、
これから出会うであろう方々、
サポートしてくれている全ての人に感謝を込めて、
今後は出来る限り多くの土地へ足を運びたいです!
今後とも、Pizza Fat Girlを宜しくお願い致します!!
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