With A Sprash / Freedamnit

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2004年に結成された千葉県柏発ひときわ光るグッドメロディバンド

【With A Splash】

2011.10.12発売された
4人から放たれる光&光射す方、
そんな想いを込めた
1st mini album「HIKARI sus4」

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Vo・G/小林智 

G・Cho/武田泰広

Dr/鈴本祐也

誰しも心の琴線にふれるメロディーや音は各々異なっているということは現代の多様な音楽ジャンルやシーンからも理解しているつもり

諸々の音楽的変遷は、単にプロダクション面における変化にしか過ぎず
With A Sprashの音楽は革新性で幅広い層に耳を傾けられてもいいと思う。

前半静かに鳴らしておいて一気に解放して駆け抜ける構成も気持ちいいんだけど

こんなにも内側に語りかけてくる優しさはなんだろう?

音楽を聴きながら、どういうことを感じて、
何を思い出させられるかを考える

「千葉県柏市の地元の歌にしたい」

「オリンピックの公式テーマソングにしたい」

小林さんが実現させる気満々にそうおっしゃっていた。

僕は本気でそうなればいいと思う。

小林さんという人間味、With a Splaphの光るメロディーとスケール=懐の深さ。

こんなにも強く、潔く、心に響いてくるのか、
しっかり明日を見据えて向かっていくのか、
純粋に感動という波が人を突き動かせるのか、

【Freedamnitという曲は音楽好きの誰しもが、もしかしたら音楽を普段聞かない人でも、いつか探していた純度の高い希望の歌かもしれない。】

こんな歌が広がれば犯罪とかなくなるんじゃないかな、そう思う。

神様、仏様、小林様。
ありがとうございます。

ーーー

Q1

With a Splashのフロントマンである小林さんの自己紹介をお願いします。

あとバンド名の由来を教えてください!

ーー

どうもです!

With A Splashボーカルの小林と申します。

ギターも同時に弾きますが、たしなむ程度です。
正確な日本語でいうと上手くないということです。

バンド名の由来ですが、俺が決めたわけではないんですよ。

オフィシャルによるとドラムのゆーやが近所の公園でブレイクダンスの練習をしている時に思いついたと。

当時酷いスランプで悩んでたそうなんですが、休憩がてら池のそばのベンチに腰掛けた瞬間、偶然一匹の大きなブラックバスが水面からジャンプしてるのを見て、
「チャレンジを恐れるな!」というヒントを得たと言っていました。

ちなみに初ライブの時、ギターの武田君は自分のバンド名を知らなかったようで、
ライブハウスのスタッフさんに「With A Splashの方ですか?」と質問され「違います」と応えてました。

ーーー

Q2

僕がライブに行かせてもらったのはたしかSAND PARK DRIFTの企画で、あの時は残念なことにメンバー脱退などがあり四曲の演奏でしたね、それでも充分にキラキラして楽しめましたよ。
失礼な話かもしれませんが、
今のバンド状態はどうでしょうか?

ーー

ちょうどそのライブの前日にメンバー脱退の発表をさせてもらいました。

実際にベースと連絡が取れなくなってしまってから1ヶ月以上も経ってたのですが、
自分達でも正直受け止められなかったんですよね。

10年一緒にやって来た仲間だし、元は大学の友人なので。

本当は戻ってくるんじゃないか?
って。

でもこのまま中途半端な状態でライブに望むのも失礼だと思ったので、twitter上でライブ前日にこっそり発表しました。

ホントに言いたく無かったので夜中に笑。

ライブは絶対飛ばしたくなかったので、大学の後輩に連絡して短期間で4曲覚えてもらって。

本当に感謝してます。

今はもう1人The Coastguards(超カッコいいバンドです)のかのーちゃんにサポートしてもらってライブ活動止める事無くやらせてもらってます。

2人には一生頭が上がらないですね。本当に心強いサポートしてもらってます。

勿論正式メンバーも絶賛募集中です。
ひっそりとこっそりとですけど。

メンバー脱退は本当に辛かったんですが、その分残った3人の結束は固くなりましたね。

ベースをサポートでライブさせてもらってる分、「俺達がもっと頑張ろう」みたいな感じがメンバーから伝わってくるんですよ。

心強いっす。

ーーー

Q3

2004年結成されたということで、
今年10周年ですね!おめでとうございます!

もともとはどんな風な音楽をしようとしてWith A Splashは始まったんですか?

そして、これからもWith A Splashとしてやり続けたいのは どんなミュージックなんでしょうか?

ーー

有難う御座います。ていうか本当にあっという間でした。
先に言ったとおりメンバー全員大学の同級生なので、正直友達と遊んでる延長というか。
だから解散するとかあまり考えた事無かったですし、勿論メンバーの脱退も笑。

でも逆にこんなに続くとも思ってなかったかなー。

元々はNOFXに憧れて始めた感じです。多分殆どの人が知らないと思いますけど、俺はギターを弾きながらトランペット吹いたりもしてました。
2ビートやスカの曲なんかもあったりで、10年前に出した1枚目のデモは今のサウンドと全然違いますね。

曲の土台は俺が作るのですが、まー毎回違う感じの曲をやりたがる傾向にあるんですよ。自分の曲の雰囲気に飽きちゃうんですね。

でもメンバーは何をやっても気に入ってくれるんで音楽性の違いでの解散っていうのはなさそうです笑。

ただ最近は珍しく自分でコンセプトを決めてるんです。やたらめったらライブがかっこいいバンド沢山いるじゃないですか。
だから今はライブで栄える曲、一緒に歌える曲、かつ勢い出して行こーっていう贅沢なテーマを元に曲作りしてます。

ーーー

Q4

2011年発売のダブやサイケデリックなもの、踊れそうなロック
バックグラウンドに様々な音楽の影響を感じるほんとに素晴らしい1stミニアルバム『HIKARI sus4』でしたが、
小林さんは今HIKARI sus4を振り返ってみて、どんな風に感じられますか?

ーー

ミニアルバムにしては詰め込んだなと。
さっき話させてもらった通りの出来だと思います。
なんでもやりたがるっていう笑。

レーベルの人達には昔の曲を入れた10年間の集大成的なアルバムにしようって話をもらってたんですが、やはり飽き性が影響してか、わがまま言って新しめの曲と新曲を入れさせてもらいました。

それが良かった悪かったとは思いませんが、思っていたよりも沢山の人が聴いてくれたみたいで本当に嬉しかったです。

ーーー

Q5

MVにもなっている”Freedamnit,,

この名曲はどんな風にして出来た曲なんでしょうか?
創作エピソードなんかを教えてください!

ーー

スーパー神曲の事ですね。

これは作ってる時点で力強い曲にしたいなって思ってました。
普段あまりメロディーや歌詞に関してあまり練り込まないのですが、この曲は何度も作り直しましたね。

前半部に関しては、元々暗黒な曲調だったんですが今のメロディーに変えて本当によかったな、って思ってます。

実際この曲のおかげで曲作りへの考え方や自身のライブの雰囲気も色々変わりましたし。
お客さんと一緒に歌うとかあまり意識した事がなかったんで。

何も考えずに作っていた曲作りにピリオドが打たれた瞬間でした。

ーーー

Q6

長い活動の中で様々なバンドとライブをして渡り合って、どんなバンドが印象に残っていますか?

また、影響を受けたバンドトップ3 を挙げるとすればなんでしょか?

ーー

活動だけはいっちょまえに長いんで印象に残ってるバンドは沢山いますよ。

なので初めて衝撃を受けたバンドさん編で。

今でも良く覚えてますけどライブ始めた頃の2005年の7月に大宮ハーツでアルカラさんとタイバンした時のメンバー全員の凹み具合は凄かったです。

それ以来お会いしてないので知り合いとかでは無いですけど、ライブが圧倒的にかっこよすぎて、なんかいきなりバンド辞めたくなりましたね笑。

その他にもこの長年の活動を通して沢山かっこいいバンド見てきてます。
何度も何度も感動させてもらったり凹んだりを繰り返して来た10年でした。

僕自身影響を受けたっていうか、大好きなバンドっていうのが「The Beatles」「Oasis」「NOFX」なんですね。

きっと皆も好きだと思いますけど。

でもメンバー共通で大好きなバンドっていうと「JUDY AND MARY」になりますね。
しかしジュディマリの破壊力は凄いっすよ。移動中の車内でかかると全員シンガロングです。
「OVER DRIVE」なんてかかった日には、きっと300kmぐらいスピード出ちゃってます(当社比)。
でも冗談抜きでメロディーが良過ぎますから。

ちなみにギターの武田君が神と称してるのがあややこと「松浦 亜弥」です。でも俺の中ではあややと言えば「上戸彩」なんです。
ゆーやはわかりません。多分「安室奈美恵」か「MAX」だったと思います。

ーーー

Q7

Twitterで知ったんですが、レコーディングを行っているようなんですが、なにか音源の発表、これからかの活動など、可能な限り教えていただければと思います。

ーー

そうなんです!激アツの2曲をレコーディングしたんですよ。

デモというよりも自分達用のサンプルにと思い録った物なんですが、
結構良い物が出来たので皆に聴いてもらいたくなっちゃいました。

どうしたらいいですかね? 完全機会を見失いました笑。

今の所メンバーだけしか持っていないのですが、何かの機会で聴いてもらえたらいいなって思ってます。

それから年末ぐらいには正式なレコーディングをしたいなと思ってます。

先に話させてもらった通りコンセプトは決まってますんで、楽しみにしててもらえたら嬉しいです。

ーーー

Q8
小林さんが影響を受けた、思い入れの強い名盤を教えてください!何枚でもかまわないですよ!

●The Beatles 「REVOLVER」
※ビートルズを聴いてみたいと思って当時よくわからないまま買った一枚。
1枚挙げるとすると思い出のこれ。「Here There And Everywhere」がお気に入りです。

●Oasis「Definitely Maybe」
※1、2、3枚目どれも大好きで選べないから、とりあえずデビュー作を。
リアムの声がかっこ良すぎる。1曲目のRock ‘N’ Roll Star から震えます。
リハーサル無しのライブの時とかサウンドチェックの時たまに演奏します。
俺が歌いたいからです。

●NOFX「White Trash, Two Heebs and a Bean 」「Punk in Drublic 」
※暇さえあれば「どんこーみわい」ってシンガロングしてた高校時代。

みんなが知ってる物ばっかですいません汗。やっぱ名盤ってことです。

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Q9

よければ、このインタビューを読んでいる人たちに伝えたいことがあればお使いください!

ーー

最後までお付き合い頂き有難う御座いました。

「新しいアルバム期待してます!」

って声を沢山頂きますので楽しみにしてて下さい。

俺達頑張ります。

俺、皆で歌える歌大好きなんです。

泣きながら笑いながら。そんなアルバム作りたいっすね。

隣の人の事なんか気にしないで一緒にライブハウスで歌える歌作りたいです。

昔「THE HIGH-LOWS」のライブを見に行った時、甲本ヒロトさんが言ってたんですよ。

「ライブハウスで恥ずかしがる必要なんか無いって。隣の奴見てみろ。めちゃくちゃ恥ずかしい踊りしてるぞ。お前が一番盛り上がれ。」

って、

これずっと忘れられない言葉なんですよね。

いくつになってもライブハウスで遊んでいたいですから。

又ライブハウスで会いましょう。
有難う御座いました。

ーーー

自分、いつか子供に「希望ってなぁーに?」って聞かれたらFreedamnitのライブ映像見せてやろうと思うんだ。