01. Visions
02. closer (meniscus mix.)
03. Toward the coffin
04. aims
05. dark , sea , wander
06. Wolfsbane
07. undiscovered
08. trace behind
09. Under the sun (meniscus mix.)
10. Flamma
現体制になり、初の全国流通盤「CODA」、Live会場限定販売盤「THE MEANINGLESS ART」と二枚のEPをリリースしてきたバンドが、結成以来初となるフルアルバムを満を持してリリース!音源/作品を発表する毎に、メタルコア/ハードコアの既存の概念を吹き飛ばす唯一無二の世界観を確立。バンド特有のディスコード感満載のカオティックな楽曲展開は、やりたい放題ともいえるレベルのエクストリーム度合いへ進化しながらも、相変わらず何度も聴きたくなる中毒性とキャッチーなメロディーラインが融合。シンプルながら地響きの様に唸るサウンドを持ったインストナンバーで幕を開け、苦悩、葛藤しもがいていく様を表現した世界観、そして歌詞を併せ持つ楽曲達。残虐なまでにブルータリティを叩き付けたと思えば、海底を想起させる深遠なパート。そして郷愁のあるメロディーラインやポストロック的マス要素、インテリジェンスとアート感がプログレッシヴな圧倒的演奏力と共に内包。7色のスクリームを持つフロントマンTakuの新たなる領域へと踏み込んだボーカリゼーションを筆頭に各パートのネクストフェイズが渾然一体となり、聴く度に楽曲の印象が変わっていく様は、まさに「meniscus」 (凹凸に形を変える様)。MVと共に公開された“closer”は勿論、バンドの代表曲である“Under The Sun”もさらに強靭なMixで収録。若干平均年齢23歳ながら、海外バンド直系のテンプレートにはまってしまったラウド/エクストリームミュージックのシーンの閉鎖的な壁を叩き壊すべく、この世界全体で見ても似ているバンドが一つもいない圧巻のオリジナリティーを持ったこの作品を皮切りに、ここから更なる高みへと昇っていく。
Maxtreme Records
Does It Escape Again
(L:TAKU R:YUTA)
Does It Escape Again、キャリア初となる1stFull Album”meniscus,,これってDIEAの世代なら関西ラウドシーンでちゃんと流通したはじめてじゃない?
YUTA:
俺らと同年代はおらんかったかなぁ。
今はわからんけど、CODAの時は同年代ラウドシーンのバンドでJMSで流通したんは俺らが初めてって聞いたなぁ。
実は今年シングルばっかり出していこうって思ってたんやけど、先輩に「出せば?」って「ちゃんとしてるバンドは1枚はアルバム持ってるやろ」って。
ライブ見させていただきました。MCでTAKU君が「自分らはラウドシーンとか関係ないし、自分らの色を濃く出していきたい」とおっしゃていて、それにすべて尽きてますよね。
ジャンルレスのライブで、簡単には受け入れられない独特なのかもしれない、けど、それでも闘うそれがあの日全てあったとも思いました。
どの楽曲もDIEAの世界観と、立ち向かう強さというか、Under The Sunの全部持って行ってしまうような熱も感動するくらいでしたよ。
YUTA(Gt.Cho):
ありがとうございます(笑 最近きっとどの界隈でも俺らより若い子なんか腐る程おると思うんですよ。
でも俺らもまだ若いと思ってます。
まだまだこれから沢山の事に挑戦していきたいし、自分の中でも反骨はめっちゃあるんで常にジャンル関係なしにユニーク、キレキレのバンドではいたいです。
なんでもかっこいいかよくないかだけやと思うから。
かっこよかったら問題ない。
TAKU(Vo):
音楽は自由な象徴だと思うので。ぼくらも型にハマれないというか、、、
YUTAの言う通りとにかくかっこいいモノでありたいです。
やっぱりステージでの一瞬に、考え方や意識、イメージ、スタンス、ファッションすらも線で繋がるような。
いつでもかっこいいバンドで居たいし、少しずつ変化していくことを忘れないバンドで居たいです。
質問じゃなくて感想になりましたね(笑)
早速なんですけど、曲てどういう風に作ってるの?
YUTA:
曲は大体俺が基本的には作っていて、
TAKU:
歌メロは僕で、YUTAにも相談してみたりして粗を削ぎ落とすというか、歌詞は全て僕です。歌詞と曲名。
YUTA:
俺は基本的にテーマか色で表現する事が多いんですよ。例えば俺の中でcloserは水色、aimsは紫と緑、undiscoveredは白。Flammaは黒です。一番作成した中で苦労したのは個人的にはVisionsっす(笑 実はこの音源は基本的にSHUNYAが創ったものに俺の思考を”勝手に”入れる感じやって、思いっきり現場で入れ込みました。
トラック数30とかやったと思います(笑 それをまとめるのに苦労しました。
あと、いつもそうなんですが、音源としてのリードギターは基本的に考えんくて、現場でぽんっとのせます。
だから時間がちょいかかります(笑
TAKU:
今回の作品は結構苦労しました。
自分も色んなことに挑戦して。
いや、いつも挑戦するんですけど今回は特に(笑
REC現場で練り直したりってこともありましたね。
特にFlammaとかdark,sea,wanderとかサビメロのパターン何個作ったか分からんくらい出しました(笑
まあ一発OKなときもあるんですけどね(笑
いや、でも本当に苦労しました、、、
イメージ、、、ぼくも歌詞はテーマとか置く事が多くて。こんな景色を思い描いて…とか、たとえばundiscoveredはモノクロで視界がすごいスローモーションで動いてて時間が巻き戻されて…、とか、ほかにもdark,sea,wanderは暗い深い海で上から射す光が微かに見えるみたいな。
妄想しながら書いてますね(笑
景色と自分の伝えたい気持ちをリンクさせていくような感じなのかな。
だからCD買ったら歌詞カード見ながら聴いて欲しいんですよね、、、
あ、毎作必ず歌詞の意訳を載せてるんですよ。わかりやすいだろうし、やっぱり日本人が聴くタイミングが多いと思うので(笑
新しい発見があっておもしろいと思うんですよねー!
前作のLive会場限定販売盤「THE MEANINGLESS ART」「無意味な芸術」、まえのインタビューでは作品をどう解釈、受け取ろうと、もうリスナーに任せる。みたいな、けっこう孤高なことを言ってたなって
TAKU:
そうです(笑
そうそう、どう受け止ってくれてもいいみたいな。
今作”meniscus,,はコンセプト。はじめから最後まで通してなにか教えてほしいっすね。
TAKU:
今回特に「人間」というか、僕自身すごい色々あって。
僕、今年23の歳なんですけど、このへんの世代って誰しも将来に悩む年頃やと思うんですよ。
なんか人生のターニングポイントなのかなーって。
なんか大人になる絶望感が自分にあって、自分が思ってること、体験してることって共感できることが多いんじゃないかな?って。
そうやって頭抱えてる人達に寄り添えるというか、
自分のことでもあるし、他の人達にきっとわかってもらえるかな?という気持ちがありますね。「人」と、「人間関係」を今回はテーマに置いてますね。
では、リリック、サウンド、ジャケットでひとつなんだと思いますけど、ひとつずつ紐解く質問なんですが、ジャケットについて。
TAKU:
そうですね、ジャケットは今までパソコンで作ってたんですけど、
いつだったかな。うちのベースのSHUNYAと一緒に先輩のバンドがクラブで企画することになったんで遊びに行ったんですよ。
2人でベロベロになって、帰りに「今回のアルバムは全部手作りにしたい、自分でやってほしい」っていつもそんなに言わないSHUNYAが急に言ってきたことが、酔っ払ってたけど、なんか残ってたんですよ。
じゃあ絵とか描いてみる?みたいな、
処女作なんですよ、あのジャケット。
絵の具で。絵を描いたんです。
アートワークも「全部俺に投げてくれ」ってメンバーに頼んで、
アートワークの中身もメンバーを被写体にして、だから見て欲しいです。
なんか感じる材料になると思ってます。
(笑
もちろん!ではタイトルの意味は?けっこう色んな意味があるじゃないですか?
TAKU:
色々意味を持てるんですけど、「二面性」というか。それこそ人の見た目と裏側がどうなってるかとか、
すごい苦悩の時を過ごしたんですね…(笑
YUTA君から見てすごい悩んでました?
YUTA:
爆裂悩んでましたね。
TAKU: 笑
DOES IT ESCAPE AGAINってバンドを人に紹介する時ってさ、表現するのは難しいんだよね、日本のギターロックからのカオティック寄りのラウドシーンにいるオルタナティブのような、Sunny Day Real Estateのラストのアルバム”The Rising Tide,,がラウドの世界観の質感になったら、、、とか。
んー、Maxtreme Recordsのバイオグラフィーしか言いようがないなって。
表現の仕方がしようがない、個人的には今作はオルタナティブ色が強くなったかなと。
YUTA: わからないです(笑
けど、そんな感じになったかもしれないですね、好きなものがより出るようになったというか。
けどDIEAはメンバーが抜けて、その穴を塞ぐ為に、より一層濃くするために建てては壊して再構築を繰り返してた結果が、メタルコア、カテゴリーにハマらないDIEAというユウイツムジンのバンドになったと。異端児と呼ばれても仕方がないよね(笑
YUTA:
そう、まさにその通り(笑
TAKU:
全員が「かぶりたくない」って想いが強いですね。
そういう考えが濃いいバンドってアングラに寄りがちになりそうなんすけど、DIEAはアングラにならないと僕は思うんすよね、
んー、なる音じゃないよね。
YUTA:
その辺りも人によって捉えられ方が違うんですよね(笑
アングラと言われたり、オーバーと言われたり。
でも両方ともかっこいい音楽はあるし、いい意味でフラットに考えてるから、そういう音なんかな?
Under The Sunが1番リスナーに寄ってる気がするんすよね。
ライブでもこれやれば全部持っていくような。
この作品の曲順も最後の手前で、最後の曲はフラマ?Flammaのまえで。…タイトル一個ずつ面白いですよね?
TAKU:
曲名難しいっすよね、
それも気にしてたんですよ(笑
YUTA:
なんて呼ぶかわからないっすよね(笑
ん?みたいな。
俺最近のスタジオまで全然間違ってましたからね(笑
dark,sea,wonderからの曲順が僕は個人的にはすごい気に入っていて。
YUTA:
おもしろいでしょ(笑
そこだけでももちろんないけど、自信ある(笑
そういえばMVのUndiscovered、公開しましたね!あの曲にしたのはなんで?確かにギター面白いなって思いましたけど。
YUTA:
あー、もちろん悩んだけど、皆んなが1番気に入ってくれたからコレみたいな。
あの音源自体はけっこうまえから出来てたんで、closerと同じ頃にできた曲で、自ずとこうなったというか。
またまた聞くけど、曲順は悩みましたか?
YUTA:
そういう悩んだ曲もありつつも、この曲は1番最後の程やからって曲もあったりして、それがFlamma。
Flammaは最後に持っていく程で作って1番最後になっているし。
曲数もアルバムの中だけ用意したのかな?
YUTA:
そうですね、カツカツだったんで。
追い込むみたいな、追い込まなダラダラやってまいそうやって。
で、絶対追い込んでやったんねん!ってやったら追い込まれました。
( 笑
TAKU:
ヤバかったなぁ(笑
それぞれのパートが追い込まれて、
とりあえず基本YUTAが曲を上げてくるので、先ず、YUTAが「ふぅ…ッ!。」みたいな(笑
YUTA:
出来るときはホイホイできるんすけどね。どうしても作ってたら似てくるもんてあるじゃないですか?
スタジオ入ったらなんかベースが「なんかちゃうな」とか言って。
「じゃあなにやったらいけんねん?」
てめっちゃ模索してたんすよ。
…、その結果吹っ切れてやめましたね。
こういう言い方に近いかわからないけど、「リスナーにもっと近しい曲を意識したりしたんですけど。」やめましたね。というか、早い段階でやめましたね。
(笑
YUTA:
無理!って。
自分にとっては毎回キャッチーにしてるつもりなんですけどね、まぁまぁ皆んな分かってくれないんで(笑
しかし、シーンにとっても、そうじゃなくても。無視できない作品だと思うんですけど。ポストロックも好きなんっでしたっけ?
YUTA:
そうですね、特にベースのSHUNYAが好きなんですけど。
TAKU:
The Novembersとか好きってよく言ってます。
曲を作ってる時、ここでシンガロングいれんでって言ってんのにめっちゃベース動き入れるんすよあいつ。
YUTA:
このまえ言いましたもん、「なんなんお前歌えてないじゃん」て。
「ゴメン、無理や…」って。
ちょっと何言ってんねんとか思いましたね(笑
TAKU:
意地っ張りやからなアイツ(笑
でも彼らしい気もしますね。
(笑) 結成してどんくらいだっけ?
YUTA:
3年半くらいちゃうんかな。
じゃあ例えば今までのDIEAの活動の中で、手に入れた身につけたものが凝縮している楽曲はどれですか?
YUTA:
んーと、個人的には4曲目のaimsになりますね。ギター的には結構頑張ったなと。
今までの俺ではなかなかなかったアプローチも多くて、自分にとってかなり新鮮。
こんなんも俺出来んねやとか思った(笑
TAKU:
僕は、最後のFlammaですね。
Flammaは1番最後の曲で出来ていて。
YUTAが1番最初Flammaのフレーズ持ってきてくれたときに聴いて、「おっ。こ…れ…は!」みたいな。
名曲の兆しがあったんすね(笑
YUTA君はどういったときに曲浮かぶの?
YUTA:
あー、2パターンあるけど、大体お風呂入ってるときに。
頭の中でドラムだけ考えて、そこに乗るギター考えて、みたいな。
Aメロみたいなん作って次の日聴いてみたいな。
1個2個作ったらスパパとできるんすけどね。きっかけなんすよね。
closerが速攻できたんですよ。
あの曲面白いですよね。ストレートではなく、アッパーを突き上げるんだ!みたいな。面白いなって。
YUTA:
基本的には全曲難産なんすけど、closerは一週間で普通に曲としてできましたね、異例っす割と。
バイオグラフィー読んでるとポストロックやらインテリジェンスやらやっぱあの人の書くこと面白いなって思いました。
なんというか、あまりわからんすけどなんかわかるみたいな!
YUTA:
正直最初全然わからんかったす(笑
でもインテリジェンスってのはなんか腑に落ちるというか、確かにな、と思いましたね。
カオティックって言われてるけど、構成がしっかりと計算高いじゃないですか。あっ、音作りについてもお聞きしたいです。
YUTA:
根本的に俺が作ってますね。ライブやるときの音の混ざり具合とかもそうですし。全部俺っすね(笑
TAKU:
割とうちの脳みそっすね(笑
DIEAは活動スタンスしっかり出来ててしっかり結果を出しているし。
YUTA:
ライブとかは頂いたものにしっかりと受けごたえするものだし。
ありがたいなと思います。誘ってくれるのも普通に嬉しいし、誘ってもらえることを当たり前だと思ってるやつもおるし。当たり前ではない。
オールジャンルなイベントとかも良さあり!みたいな。
一時期一つの場所でライブが多くて、んでポツポツと別のところで。
あぁ、あっこで頑張ってる子やんな!って。
何?その概念外せよ!みたいな。
あっこで頑張ってる?普通に頑張ってるし!みたいな。
そういうのあって、色々出たりもしましたね。
勝手なイメージをつけられるのが嫌なんだね。
YUTA:
嫌っすね。むっちゃ嫌っす。
ずっと俺だけ反抗的なんすよ。
でも俺みたいな捻くれ者を理解してくれる人がいてるのは嬉しいです(笑
友達が増えました。
TAKU:
自分らもそんなジャンルに固執してるわけもないし、自分らの企画”白の晩餐,,もホロに出てもらったりしたり、俺ら的には面白いしって。
O.A決まったんだっけ?
YUTA:
はい、決めました、大阪のRoar
ってそれこそ泥臭いハードコアって感じですね。若いけど熱いみたいな。
まぁ、なんというかこれを機に外に出ていってほしい。今の輪から出ていかな、拡まるもんも拡まらんかなって。
そのへんはアッチが決めることやけど、俺的にはそういう想いも色々込めてRoarにしました。
緊張してる?
YUTA:
緊張するっすね。というか毎回緊張してる(笑
今回出演してくれるSurvive Said The Prophetは俺らが3回目くらいのライブのときにたまたま対バンしてくれはって「カッコよかったよ」って言ってくれて。
今回タイミング合って出てくれるのは嬉しいですね。 これもまた緊張(笑
このアルバム出たらさ、DIEAの次の曲が見えない、自分たちはもう次とか見えてるの?
YUTA:
見えへんというか見てないというか、良い意味で見てないっすね。
ずっと新しいものが好きやから。
その時自分が新しいなって思ったことをするし、逆に古いことが新しかったりもするじゃないですか?
例えば今年自分が24で、生前26年前の音楽をいざ聴いたら「おっ!」てなるかもしれんし、そういうとこはあまり見てないですね。コンセプトガチガチみたいなのは。その時その時進化していこうみたいな。
DIEAのコア的なところに進化しつづけよう。ってのがあるんだね。
YUTA:
だと思いますね。
割と自分が新しいもの欲しがる人なんで勝手に皆んなそうなったんかな?って。
TAKU君的には?
TAKU:
そうですね、それとやっぱりかぶりたくないってのが強いですね。
YUTA:
いつまで皆んなズンズンだけしてるんやろうなぁって、ズンズンするのが悪いことやなくてずっと解放でズンズン、ズンズン、いつまでやってるんやろな。って。
そのやり方も新しいこと絶対あるはずやろうけどなぁ、よし!探す!絶対探すみたいな(笑
TAKU:
まぁ、そういう感じでそれぞれがそういうスタンスやから。
やからこそいざなった時に「いや、俺は」「俺はこう、」とかをまとめる。
しかしインタビューやりづらいっす、良い意味でね(笑
DIEAの直系が見えないから本当やりにくいっすね(笑
なになにに似てるとかなら肩の力抜けるんすけどね、
TAKU:
そもそも皆んなルーツがバラバラだから。
じゃあ、ルーツについてなんだけど。Copelandの1stが好きだって言ってたよね?エモあたりが好きなの?
TAKU:
もともとそういう感じじゃなかったですね。ぼくははじめてバンド組んだのヴィジュアル系のコピバンだったんで、gazetteのコピバンでしたね。
YUTA君は?
YUTA:
SEX MACHINGUNSのコピバンでしたね。
TAKU:
みかんのうたとか?笑
YUTA:
そう、やってた。
俺大学入ってからバンドやったんすよ、ずっと1人でやっていこう思ってたんすよ、もともとバンドなんかやる気なかった。
なんで皆んなとやらなあかんねん。みたいな(笑
高校のときギターやってるやつがおって、ギターやったらいつでも教えたるで?て偉そうに言われて、課題出されたんすけど、しょーもなすぎてすぐ出来たし(笑
自分がやりたいんはXJAPANやし、エレキやし、アコギちゃうし(笑
それで1人で黙々とXJAPANやってたんすよ。
んで大学行って、バンドやろうやって誘ってくれたんで、まぁ、いっかみたいな。
そのバンドがSEX MACHINGUNSでした。絶対出来るって言われて全然できませんでしたね(笑
(笑
TAKU:
今でも忘れられんねんけど、大学入って、YUTA一個上の二回生で、軽音部入ったんすよ。同じ音楽サークルだったんですけど、アコースティックサークルでね、コッチは。
一応違う団体やったんすよ、軽音とアコースティック。
で、どこもランチライブって、学校の敷地内の外でやるライブがあったんですよ。月に何回かくらいのノリで。
その中ではちょっと珍しくラウド寄りの、ONE OK ROCKのコピバンやってるやつがいて。
あ、ぼく金沢出身なんすけど、石川県。
その時にメタルコア、叙情系のバンドやっとって、重たい音楽好きな奴探してて、パッて見たらなんかやってるわって、見てたら当時金髪で、黒金のアディダスジャージ着ていて相当ガラが悪かったのが、YUTAで(笑。
で金色のレスポール弾いて(笑
そのバンドのベースがアコースティックサークルと軽音部の両方入ってる人やって、仲良かったんで観に行ったってのもあるんすよ。
じゃあガラの悪そうな奴がいきってギター振り回してるわって「うわー!さむっ!てかガラ悪(笑」つって、絶対仲良ならへんわ思ってて、
でもメンバー探してて、大阪でちゃんとしたバンド組みたかって。
良い人いないかな?って、
そしたらそのベースの人が「お前に興味がある奴おるわ」って「うわ!」てなんか告白されるような気持ちになって、嬉しいわー、てなって、しかも先輩なんや、嬉しっ!みたいな(笑
「誰やろう?」って、来たらYUTAやって、「うわぁ…。」みたいな。
で、話してみて、じゃあ意外と意気投合するようになって、、、が、始まりですねDoes It Escape Againは。そういえば笑
心当たりは?(笑
YUTA:
いや、わからんすね(笑
尖ってたとはよく言われるんすけどね(笑
そんなことないんすけど、とりあえずギターは回してました。ギターは回してた。
(笑
TAKU:バリおもろかったんが、その時俺とベースのSHUNYAとYUTAが同じ大学なんすよ。
で、SHUNYAが同期ですれ違った女のコむっちゃ可愛い!みたいな、この子むっちゃ可愛い!みたいな、自分の中の天使みたいに思ってたらしくて、大学来るときその人の顔を見るのが嬉しかったらしくて、また今日も見れた!みたいな。
でもある日YUTAと一緒に帰って行くとこ見て
YUTA:(笑
TAKU:
許さへんぞと(笑
それが今のDoes It Escape Againのメンバーみたいな。
(笑 けっこうYUTA君は欲しいの手に入れるタイプなんすね。
YUTA:
みたいっすね(笑
じゃあさ、DIEAをずっとやっていこうって決意したのは?
TAKU:
メンバーが抜けるってなったときBRAT PACKの話とかKNOW REASON WHYのイベントとかが決まってて、決まってたのがちょうど良かった、決意を固めるのにはちょうど良かった。BRAT PACKに入れるための曲のときに、4人の決意が固まったんちゃうかな。そういう感じがしますね。僕もそういう歌詞書いたしWHITHOUT FADINGという曲です。
YUTA:
あのとき大変やったよな、絶対忘れん。
TAKU:
でもリーダー筆頭ってのはあるっすね、引っ張ってくれたんはあるし、
ここではまだ終われないみたいな?
YUTA:
そうっすね、ここでスベったら絶対終わるなって思って、一週間後に音源の納期やったんすけど、曲出来てないし、メンバー抜けたし、俺がやるしかない、皆んなでやるしかないみたいな。
大学なんてもちろん行くはずもなく、起きて曲作って、スタジオ行ってバッと皆んなで考えて、それを持ち帰っは一旦3人で合わして寝て起きて弾いてみたいなのを一週間、ずっとやってましたね。
レコーディングのときフレーズ書いたりしてましたね。
すごい思い入れあるんだ。
YUTA:
そうですね、むっちゃしんどかったですね(笑
TAKU:
言葉でみんな頑張っていこうみたいな感じじゃなくて、勝手にそれぞれが感じていったみたいな。
今回のアルバムはまえの2作のEPを出した時に繋げようって構想してたの?
TAKU:
どうだったかな?
YUTA:
今年は決めたことやっていこうって思って去年の9月くらいからアルバムのリリースまでのスケジュール全部組んでました。
企画を3本やる!ってのもディバインと2マンするってのも今年の目標やったし。
リリースするのを今年の目標で動いてて、ひとまずその通りに動けたからよかった。
去年の9月段階で今回やるVaronのスケジュールも押さえて。
自発的に1年半のスケジュール全部押さえて、ツアーファイナル2.6のスケジュールも押さえましたね。
それに向かって突き進むだけなんだ。
YUTA:
そうですね。引くに引けなかったってのもありますけど。メンバーに引かさんようにはしましたね。
もう決まってることに逃げることはないからって。
この先はもっと気持ち悪く動いていきたいですね。
リリースパーティーしてツアー回って、ツアーファイナルするってのが普通なんすけど、前出したのときはリリースパーティーはするけどツアーファイナルしたくなかったんですよ。ツアーに回るのが嫌だったんすよ。みんなツアー回ってツアーファイナル迎えるのが普通じゃないですか?
それが嫌なんす(笑
勝手にセオリー決めてるだけで、結果的に決めるのはこっちやからみたいな。セオリーはなんぼでもあるよなって、今回のは思い入れがあるし、待ってくれてる人もおるから、そうすればいいよな。って。
じゃあMVについてなんだけどMV面白いよね、DIEAの世界観、クオリティーかなり高め。あれは誰が作ったの?
YUTA:
あれは東京のヤヒコワークスってところで撮ってもらいました。
いい感じの監督探してて。
TAKU:
closerだけ。
Under the Sunは?俺は一番好きなんだけど。
YUTA:
Red Shift Filmってところのランドンっていう外国人に撮ってもらいましたね。
今はもうカナダに帰ったんすけど(笑
全然繋がりとかないから紹介してくれる人がおって撮るよって。
むっちゃ連絡遅かったけど(笑
TAKU:
ヤバかったなぁ(笑
自由すぎてこれが外国人か!って(笑
急に1000万くらいのパイプオルガン、触ったらあかんて書いてる看板とって鳴らそうとするし、急に「バナナが食べたい」って、「1日に2本バナナ食うのにハマってる」…買いにいったり。
YUTA:
「近くにコンビニありますよ!」って言ったら「水が呑みたい」とか(苦笑
バナナ食って」まだ明るいなもう少し待っとこうよ」って、ふざけんなこんな早い時間に集まって、なんやねん。と(笑
TAKU:
むちゃくちゃマイペースやったっすね
YUTA:
来年のことはなんも考えてないっすね。音源は様子見ながら作りますね、
いつもそうですけど音源は常に「これ新しいやろ?」っての作ってるはずなんすよ、みんな知ってるけどこれ新しいやろ?みたいな、こと思ってるんやけど。結局大体カオティックって言われるんすけど。
難しいね(笑
YUTA:
今回のは色濃く出来てるなと。
DIEAは僕の周りでは評判いいっすよ。ラウドシーンってのは外へ外へ行こうって力がすごいなって、自分たちでラウドシーンは背負ってないだろうけど、おそらくDIEA以降は新しいラウドバンドはなかなか出てこないだろうなって。
YUTA:
嬉しいっすね。ザックリいえばラウドシーン的なとこはありますけどね。
TAKU: メタルコアじゃないよね。
YUTA: じゃなくなりましたね(笑
さて発表があったようにツアーファイナルはドロップでワンマン、集大成。
YUTA:
そうっすね、セミファイナルに名古屋、東京ってあるんすけど、こちらは対バンで、ファイナルはワンマンでガッチリ決めれたらなと。
実際ワンマンやったことないし、やってみてどうなるんよろうなって。
それもまた自分ら追い込むためのもの。
白の晩餐今までってソールドアウトじゃなかった?
YUTA: そうっすね、それも目標やったんで。
俺はそれで関西でもラウドシーンってすごいんだなと感じましたね。
YUTA:
なんとかね。ソールドアウトしたいなって思ってたんで。
まえの、5人やったころにツアーファイナルしたとき210何人かやと思ったんすよね。総動員数が。で、抜けて
4人なってVaronで企画したとき1作目
リリースパーティーしたときか。
204とか6あたりやったんすよ。
結局そのとき負けてたんすよ、ソールドアウトはしていても。
個人的には祝ってくれるのは嬉しいけど、なんか腑に落ちんな。って。
自分個人の目標としては越えれんかったなと。
全公演ソールドアウトしてなおかつパンパンにしたいなってのがあって、企画3本、2マン全部ソールドアウトする、せんかったら死ぬ!みたいな。(笑
仲間のバンドとか一緒になにかやっていきたいなって思ってるバンドはいる?
YUTA:
たくさんいますね!!その辺りは先輩後輩同い年関係なくいます。ジャンルも関係なくいますね。
TAKU:
そうですね。
YUTA:
大阪のバンドがおらんから、東京のほうが友達多いです(笑
TAKU:
というか大阪減ったっすね。
昔一緒にやってた仲間も。
大阪というか関西括ってみても。
同期の大阪どんなバンドいたっけ?
YUTA:
DIVINE SOCIETY、Your Last Diaryがわりと同期だと思ってます。2バンド共全然先輩やけど(笑
Ruin of Fictionってバンドがおったりとか。これはVoが同い年で。癖あるやつで(笑 ってバンドもおったんですよ。
その辺は同世代っすね。
プライベートとかでは交わるけど、あんま交わる機会がなくなったと思ってます。
みんなスタンスは違うの当たり前だよね。
TAKU:
それぞれどんなバンドでも必ずスタンスってものは違うと思うんですよ。でも違うからこそ相乗効果があったり。でも今はスタンスと言うよりは”考え方”が違う事が多いとゆうか。難しいんですけど。
YUTA:
でも互いにリスペクトがあればなんでもいいと思ったりもしますけどね(笑 それが属にゆうオーバー、アンダーであっても。関係ないし。
TAKU:
自分たちは個性的でなかなか受け入れられなかったりもあるかもしれないです。でも発信し続ける事をやめないで、自分たちを持ってしっかりいきたいです。認められるまで。
じゃあさ、最近なに聴いてる?
YUTA:
最近すか?最近…アルカラ、スティーブアオキ、Bring me the horizone聴いてますね。
結構色々聴くんですけど。
対バンは?
YUTA:
したことないっすね、してみたいですね。
TAKU君は?
TAKU:
自分らのを(笑
むっちゃ聴いてますね(笑
そりゃそうだよね(笑
TAKU:
なんか最近ポストパンクみたいなのハマってて聴いたりしてたんですけど、JOY DIVISION。
僕見た目から入るんすよ、昔から。ビジュアル面から入って好きになるみたいな。本当昔からそうで。
JOY DIVISIONのUNKNOWN PLEASURESとかカッコイイって。
アー写とか、CDジャケットであったり、ファッション、極端に言ったら仕草とかまでなんか気にして見てしまいます。笑
だから自分のバンドでも見た目、ファッションとか、MERCHANDISEとかも気にします。
ライブは生ものって言ってたじゃん?誰が言い出したの?
YUTA:
誰やろ?俺かな?俺やとおもいます。ライブはやっぱり1日良かったり、俺らのなかで悪い日もあるし、
その時その時自分が思うことできるのがライブじゃないんかな。
ずっとそんな感じっすかね、ひたすら。
TAKU:
そうっすね、生ものというか、その時のってのがありますね。
僕が言葉を伝えるので、余計に等身大でいたいなって思いますね。
いよいよそれぞれのターニングポイントとしてスタートラインを切る時が来たんだね。
YUTA:
大きくなって見てくれる人が増えたらいいなって、大きくなれるかわからないけど。